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フォルクスワーゲンが遂に導入したクリーンディーゼルはAdBlueで排ガス処理

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VWパサートにディーゼル登場、最高出力 140kW、最大トルク 400Nm の 2.0L TDI エンジン
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いろいろあって2年遅れの導入でしょうか? ともかくフォルクスワーゲンが日本でクリーンディーゼルの販売を開始します。エース「ゴルフ」ではなく「パサート」での導入というのも、まだまだ様子見な部分があることを感じさせますが、ブランディング的には仕方がないことなのでしょう。とはいえ、やはりラインナップの絶対的存在である「ゴルフ」に載せてこそブランディングにつながると感じるのも事実ですが……。

なお、リリースにある新型ディーゼルエンジンの紹介文は以下の通り。

この最新のパワーユニットは、最高出力 140kW(190ps)および最大トルク 400Nm という優れたエンジン性能を誇ります。ディーゼル車のメリットである力強い加速に加え、優れたランニングコスト(燃料費・燃費)および低 CO2 の双方を実現しています。また、ディーゼルエンジンの課題である排ガス中に含まれる粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx )についても、排ガス後処理システムとして酸化触媒、SCR(選択触媒還元)、DPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)などを採用することで、世界的にも厳しい日本のポスト新長期排ガス規制に適合しています。こうした最新技術により、「Passat/Passat VariantTDI」は、次世代自動車のひとつであるクリーンディーゼル車としてエコカー減税対象です。

ターボチャージャーは、もちろん可変型のVGターボ。コモンレールは最大約2000barで、SCRは尿素水(AdBlue)を使うタイプ。AdBlueタンクは13リッターといいますから、8000kmくらいは満タンで走れる計算でしょうか。いずれも、手堅い構成で飛び道具感はありませんが、それがフォルクスワーゲン(国民車)らしさなのでありましょう。

いずれにしても、近距離ユースをメインとしているユーザーには向かないエンジンでありますから、グランドツアラーとして活用するユーザーが選ぶべきクルマで、そうした使い方においては燃料代を含めたランニングコストの優位性が、所有満足度につながるのでしょうか。

全グレードに、アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能付)、 レーンキープアシストシステム“Lane Assist”、 レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”を標準装備しているのもロングツアラーとしての資質を高めているように思えますが、さて?
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めったに補充しないであろうAdBlueタンクの注入口が、フューエルリッド内にあって日常的、視覚的に「環境性能」をアピールするというのはドイツ車らしい部分といえるかもしれません(汗)

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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