モーターアシストによりファイナルを伸ばしたことで高速巡航の静粛性アップが期待できる?!
10月6日~8日に東京・お台場の臨海副都心エリアで開催された「東京モーターフェス2018」。平成バブルを象徴する数十台の懐かしいモデルほか、痛車やレーシングマシン、最新モデルなどなど様々な二輪・四輪が一堂に会した一大イベント。さすが自工会の主催、といったところですが、サラリと発売前のニューモデルも飾られていたりして。しかも、ドアを開けて乗り込むことさえできたので、ニューモデルと気づいていない人もいたのでは? と思ったのが、こちらの一台。SUBARU XV Advance。すなわち水平対向2.0リッターエンジンと小型モーターを組み合わせたモーターアシスト型のマイルドハイブリッド「e-BOXER」を登載する追加グレードであります。すでに先日フルモデルチェンジしたフォレスターに登載されているe-BOXERですが、標準的なガソリンエンジン車が2.5リッターのフォレスターに対して、1.6/2.0リッターの設定となるSUBARU XVにおいてはモーターアシストとはいってもパフォーマンスを含めて最上級ポジションとなることは予想されるところ。モーターアシスト型なので、フルハイブリッドのような燃費性能は見込めないわけですが、むしろe-BOXERについていえばアシストによるパワートレインの余裕感を第一としたパワートレインでありますので。とくに、注目はファイナルギア比で、1.6リッター車は4.111、2.0リッター車が3.900、e-BOXERは3.700と教科書のように、どんどんロングになっているのでした。モーターで低回転域をカバーできるのでギア比をロングにでき、それがパワートレイン全体の静粛性や効率化につながっているということでありましょうか。おもしろいのは、そういたテイストに合わせてなのか、ステアリングのギア比も変わっていること。ガソリンエンジン車が13.0なのに対して、e-BOXERは13.5と若干スローになっているのでした。もっとも、車重が100kg以上違う(2.0ガソリンエンジン車で1420~1440kg、e-BOXERは1550kg)ことを考えると、シャシー全体の味付けも違うものになっているでしょうし、その違いはすぐに体感できる可能性も高いと予想されるわけですが。
以前、SUBARU XV(2.0リッター)を試乗した印象では、SGP(SUBARU GLOBAL PLATFORM)によるハンドリングや乗り心地は好印象でしたが、エンジンノイズの侵入が気になったのですが、マイルドハイブリッド化によってそのあたりの改善もなされているのでは? とはいえ、100kg以上の重量増によって失われたもの、得られたものがあるでしょうから、良いことばかりではないかもしれませんけれど……。
こちらの動画はSUBARU XVのデビュー時に試乗したもの。
【東京モーターフェス2018】SUBARU XVハイブリッドが先行展示。気になる燃費は19.2km/L https://t.co/JMTFrg7FX1 https://t.co/CHamgoYmTq
【東京モーターフェス2018】時価総額国内ワンツー企業のトップ二人が夢を語り合う。「水と油」が生むものは? https://t.co/jmsnMkar8H https://t.co/U8PjuhK6tu
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精進します。
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Source: クルマのミライ