ジヤトコの副変速機付きCVTからアイシン系のCVTへリターン?！
全車でマイルドハイブリッドとなった新型スペーシア／スペーシアカスタム。そのスペック表を眺めていると、動力伝達装置の変速比に目が止まるのでした。相変わらずCVTを採用しているスズキの軽自動車ですが、その変速比は 2.386 ～ 0.426 となっております。すなわち、副変速機のついていないCVTユニットとなっているわけ。つまり、これまで愛用していたジヤトコ製JF015Eからの脱却が始まったのであります。変速比の数字や周辺への聞き込み（？）から想像するにトヨタ・ヴィッツなどに使われているアイシン系のCVT（XA-10LN？）へ切り替えた模様で、今後スズキの軽自動車はアイシンAWのCVTを主に採用していくのかどうか。もっとも、スイフト（ZC71系）でもこのCVTを使っていたはずなので、アイシンに回帰したというだけという見方もできるわけです。
ちなみに変速比幅だけでいうと、ジヤトコの副変速機付きCVTが7.28、あたらしいスペーシアに搭載されているトランスミッションは5.60となっておりますので、トレンド的には逆走しているようにも見えますが、使わない領域のためにトランスミッションが重く・高くなってしまうのはナンセンスという見方もありましょうから、そのあたりからの妥当な判断かもしれませんが、さて？
精進します。
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Source: クルマのミライ
