生産設備的にも水平対向エンジンは止められない、V型4気筒エンジンならありえるかも?
クルマの基本設計においてエンジン・ミッションの想定サイズや搭載位置は、なにはなくとも決めなくてはならない要素ではないでしょうか。歴史を遡ればFWDシャシーを無理やりミッドシップ化したモデルもありますが、それはモータースポーツのレギュレーションに合わせた特例であって、同じシャシーでFWDとMRを作り分けできると一般論とするのは無理がある話でしょうから。
サイズにおいても、世の中には3気筒、4気筒、6気筒を同じ基本設計のシャシーで載せている例もありますが、それは最初から想定しているからできることであって、たとえば4気筒エンジン(のサイズ)を上限に設計したシャシーに6気筒や8気筒を載せるのは量産性からいうと無理筋。こちらもごく少数をハンドメイド的に生産することはできるでしょうが……。
というわけで本題。先日、SUBARUの新中期経営ビジョン「STEP」の発表記者会見で、今後の技術動向について伺ったところ、現行プラットフォームにおいては水平対向4気筒エンジンを前提としており、直列エンジンの搭載というのは考えていない(量産性を考えると無理)といった印象を受けたのでした。現状の水平対向エンジンがベストというわけではないので進化は必要であり、「新しいダウンサイジングターボの開発も進めている(かも)」というリップサービスも気になるところであります。
実際、水平対向エンジンを単体で眺めていると、そのシルエットは独特で、このパワートレインを収めるよう設計されたプラットフォームに直列エンジンを載せるというのは物理的に難しいであろうとは思うわけです。もちろん、カスタムカーとしてワンオフ製作するのであれば切った貼ったでV8エンジンあたりも積めるでしょうが、その状態で衝突安全性や歩行者保護において法規を満たせるとも思えませんし。
もし可能だとしても、エンジン全長からして直列2気筒かV型4気筒に置き換えるのがせいぜいでしょうし、直列2気筒はまだしも、四輪車用のV型4気筒エンジンを量産しているメーカーが他にないことを考えると、非現実的な話であります。そうして考えると、完全電動化になるま水平対向エンジンはSUBARUのアイデンティティであり続けるであろうと考えるのが妥当でしょうか。
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Source: クルマのミライ