クルマのミライ
内燃機関、電動にかかわらず「気持ちのよいドライブフィーリング」は変わらないを実感ホンダのハイブリッド専用車として三度市場に登場したインサイト。その新型モデルの試乗レポートでは「自然」、「普通」といったニュアンスの言葉が多く使われているだろうと思う。けっして褒めることがないから、そうした表現を使っているのではなく、大袈裟な演出なくドライバーの意思通りの走りを実現しているから、そうした表現を使わざるを得ない。どうしても特徴的な走りの表現ばかりが細分化して発展していった自動車ジャーナリズムにおいて、普遍的な価値を表現するボキャブラリーが不足しているからこその「自然」や「普通」の多用ということではないだろうか。言わずもがな、新型インサイトは市街地走行においては100%電気モーター駆動といっていい2モーターハイブリッドシステムを搭載している。もともと電動化パワートレインは内燃機関に対して、発進トルクや全般的なレスポンスにおいて有利であるし、そのためアクセルペダルの操作に対する出力のさせ方についてもセッティングの自由度が高い傾向にある。であれば、ドライバーが「自然」で「普通」に感じるような味つけに…
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