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デリカD:5の大変身に見る、ロングライフモデルならではの事情

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中古車市場を考えると、定期的にカタチを変えることは商品価値を維持する
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デリカD:5がビッグマイナーチェンジでフロントマスクを大変身。これはディーゼル車に限った変身であって、ガソリン車は従来通りのカタチで売られるそうですが、モデルライフが10年を超えて長くなってくると(現行モデルのデビューは2007年1月)、極端に変える必要もあるのだろうとは納得できるのであります。その理由は中古車市場との関係で、当然ながら初期モノは価格が安く、距離を重ねた個体などは30万円以下の本体価格で店頭に並んでいることは検索すれば一発でわかるというのが実情。途中、追加されたクリーンディーゼル搭載モデルについては、それなりに高値安定傾向に思えますが、中古で30万円で売られているのと同じルックスのクルマに400万円前後の支払いをしようという部分でユーザー心理的にネガとなって、それを理由に購入対象から外してしまうこともありえるわけです。それがメインの理由でなく、潜在意識的なもののであっても。マイナーチェンジ前のルックス自体が商品力に影響するほど古臭いとは感じませんが、時間経過による見飽きた感というのは否定できるものではありませんし、400万円の商品として考えると外観のリフレッシュは必須。とはいえ、生産性やコストを考えるとボディはそのままにするほかなく、骨格を変えられないとなるとフロントマスクの”整形手術”がもっとも費用対効果が大きいという結論に達したわけでしょう。いや、今回のマイナーチェンジでは排ガス処理や変速装置についても進化させているので、顔を変えただけということではないのでありますけれども。そして、この手の「どこにヘッドライトがあるのかわからない」という顔は、記憶にあるところでいうとフィアット・ムルティプラや日産ジュークが取った手法であり、その意味ではインパクトを重視したのだとすると狙いは理解できるところ。スターワゴンの時代から主流のファミリーミニバンとは一線を画したキャラクターを育ててきたのが『デリカ』の伝統と考えると、こうしたチャレンジが生まれてくる背景もまた理解できるわけです。もっともガソリン車は従来通りのアピアランスにするということは、このチャレンジに”過ぎる”部分があるということを作り手も理解しているのかもしれません。一方で、従来型を残したことでリフレッシュ感がスポイルされるというリスクもはらんでいるわけですけれど(汗)

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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