ホンダ N-BOX が8カ月連続首位でも、紙面から消えた新車販売ランキング
日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が4月の国内新車販売台数(軽自動車含む)の車名別順位を発表したが、
自動車専門のネット媒体や一部の通信社の配信記事を除いて、きょうの各紙は、日経を含めて1紙も取り上げていない。
従って、紙媒体の読者には伝わらないが、ニュースサイト『レスポンス』などによると、ホンダの軽ワゴン『N-BOX』が1万9884台で
8カ月連続のトップとなったほか、軽自動車が1位から4位まで独占。しかも、ベスト10内には軽自動車が6車種を占めている。
登録車ではトヨタ自動車の小型ハイブリッド車(HV)『アクア』が5位で最高順位。だが、その台数は9495台と1万台を割り込む悲惨な結果だったという。
最近のメディアは、ネガティブな情報についてはスポンサーへの目配りなのか、「忖度」する傾向がしばしばみられるが、
売れ筋が毎度おなじみの軽自動車ばかりでは読者の興味が薄れるのも納得できる。
自動車業界は100年に1度の大変革期を迎えているが、この際、相も変わらず登録車と軽自動車の団体組織が別々だったり、
単月ごとに公表する意味があるのかどうかも見直すべきではないだろうか。
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Source: 新型車情報局