クルマのミライ
コロナ危機に立ち向かう姿勢を示す。トヨタ自動車社長として、自動車工業会の会長として。トヨタ自動車が2021年3月期 第2四半期決算説明会を2020年11月6日に発表。概要としては、営業収益が11兆3752億円(前年同期比3兆9830億円減)で、当期利益は6293億円(同5201億円減)。新型コロナウイルスの影響によって利益は減っていますが、着実に復活への道を歩んでいることを示す決算で、5月の本決算で発表した『全世界販売 800 万台、今期の営業利益 5000 億円という見通し』をクリアすることは確実、営業利益については見通しを1兆3000億円と大きく増やしております。なお、連結販売台数については750万台と見直しを上方修正しております。このようにコロナ禍とは思えないほど好調な数字を並べておりますが、今回注目したいのはそして、こうした四半期決算報告では異例のこととして、豊田章男社長が登壇しコロナ禍における思いを伝えていること。その趣旨としてはコロナ禍における販売回復に対する従業員への感謝と、「自動車が日本経済のけん引役になろう」というもの。トヨタ自動車の社長だけでなく、自工会(自動車工業…
続きを読む>>豊田章男 氏の心意気「日本経済の復興は自動車業界が牽引する」