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【再掲載】あいまいすぎる「実燃費」という言葉が一人歩きしている

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※2018年1月末にクローズしたcarview!個人というサービスがあります。そこに過去寄稿した記事を再掲載いたします。原文ママなので掲載時とは多少異なる箇所もありますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。
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カタログ燃費はあくまでも参考にすべき数値のひとつ

三菱自動車工業、スズキと2つの自動車メーカーによる車両の認証時における走行抵抗値の不正が明らかとなって、あらためてカタログ燃費が注目を集めています。そうした中で、主に批判として「カタログ燃費と実燃費の乖離」という文言を目にする機会も少なくないのですが、そもそも「実燃費」という言葉があいまいなもので、それを走行抵抗値の不正はあったとは、再試の可能な、一定条件で計測しているカタログ燃費と比べるのは適切ではないのでは?

現状のカタログ燃費は、排ガスに含まれる有害物質を測定する“ついで”に行なわれているといえるもので、しかもCO2の排出量から計算している数値であります。さらにいえばエアコンやオーディオといった電装品を切った状態で、決まった走行パターンによって計測しているもの。ハンドルを切ることもありません。あくまでも参考にすべき数値であって、異なる条件下においても同様の燃費性能になると考えるほうが不自然だと思うわけです。

仮に0-100mの加速が5秒だったからといって0-200mが10秒になるわけではありません。通常はより短い時間で走り切ることができます。また、風向きや路面の状態、天候によってもタイムは変わってくるのは当たり前です。レースを見ているときに雨だろうがドライだろうが、同じタイムで周回すると思うひとはいないでしょう。さらにいえば、メンテナンスによってもクルマの性能は影響されます。

カタログ燃費も同様で、あくまでも条件を揃えた状態での参考値。下り坂や一定速度の連続走行といった計測よりも有利な条件であればカタログ値を超えることもあるでしょうし、停止している時間が長かったり、各種の電装品を使ったりすれば燃費は悪くなるわけです。ですから、大まかでもモード燃費の測定条件を知っておけば、それに対して条件の足し引きすることで、自分なりの「実燃費」がイメージできると思うのです。

なにより「実燃費」というのは、個人個人の使い方、走り方によって大きく異なってくるもの。同一車種の燃費データに幅があることを考えると、どんな計測方法にしたところで乖離を感じる層は存在することでしょう。こうしたことを思うのは、10年近く前に、燃費記録を持つドライバーと一緒に走った経験があるから。同じルートを、同じように走ったつもりでも、消費した燃料は2割ほど違ったのです。こちらは、ほぼカタログスペックの燃費でしたから、最低限の目標を達成したようには思ったのですが、優れたドライバーにとってはカタログ燃費というのは参考にもならないのです。

もし、すべてのドライバーに実燃費を示そうとするならば、それぞれのクルマごとに様々なシチュエーションでの燃費性能を細かくデータ化した上で、ドライビングシミュレーターなどを使って、個々のユーザーの運転に合わせた参考値を出すといった方法があるかもしれません。もしくは、アクセルワークとパワートレインの制御コンピュータをリアルにリンクさせたシミュレーターを使えば、燃料噴射量から燃費を試算できるかもしれません。こうしたバーチャルな「個々の参考燃費」を示すマシン、どこかのメーカーが実現してくれないものでしょうか。

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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