当初はワンモーター・デュアルクラッチのハイブリッドを積むプランだったという……
先日、ついに登場したセレナe-POWERに試乗すると同時に、エンジニア氏に開発秘話などヒアリングする機会あり。そのエピソードで驚いたのは、乗ってみると高い完成度を感じるe-POWERながら、その開発自体は比較的に短い期間で行なわれたということ。そういえば、デザインインタビューにおいてもセレナはもともとe-POWERを考慮したデザインではなかったという話もありました。
ライバルの動向を考えるとEV走行の可能なストロングハイブリッドが必要になるというのは自明ですが、なんと当初は、エクストレイルなどに使われているワンモーター・デュアルクラッチ式のパラレルハイブリッドが候補にあがっていたというのでした。その後、ノートでの(予想外?の)大ヒットを受けて、セレナにもe-POWERを搭載するという決断がくだされ、市販化に向けて開発が進んだということ。おそらくピークのパフォーマンスでいえば、エクストレイルのユニットを流用したほうが有利でしょうが、燃費性能を考えると1.2リッターe-POWERが有利。なによりも、e-POWERが持つ先進性は日産のブランディングにもつながるもので、そうした良イメージもバリューだと判断したのでしょう、おそらく。
結果的に、e-POWERだから可能になったワンペダルドライビングは、市街地走行でのマイルドなピッチング挙動につながるもので、実感できる乗り心地の向上も含めてe-POWERはセレナに新しい価値をプラスしているのですから……。
100%電気駆動になった日産・セレナを公道試乗。1.2リッターでも不足ない加速性能と驚きの乗り心地 https://t.co/YI9hcXjU5e https://t.co/ulZmKs4N1u
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精進します。
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Source: クルマのミライ