シェイクダウンに近いファーストアタックで1分11秒940。パワーアップと軽量化で伸びしろは十分以上?
東京オートサロン2018のダイハツブースに置かれていたD-SPORTコペン。これまで以上にアグレッシブでレーシーなスタイルと思ったら、実際にタイムアタックをしていく中で「コペン最速」を目指すという本気のデモカーであり開発車両という。
その車両を眺めていると、開発ドライバーを務めているという旧知の人物に出会った。公開されている筑波サーキット・コース2000における裏話も聞けたが、感触としての伸びしろは十分にあるというから期待は高まる。3気筒となったコペンにはパフォーマンスを求める空気は薄かったようにも思えるが、こうしてチューナーがターゲットタイムを設定することでユーザーマインドも変わってくるだろう。
もっとも、同じ軽自動車でいえば、スズキ・アルトワークスのチューンドカーがTC2000において1分9秒台を記録している。車重も異なれば、アルトワークスにはハイフロータービンも存在しているので、コペンで軽自動車最速を目指すのは条件的に厳しいかもしれない。しかし、重心は低いであろうし、車重というウィークポイントをカバーするパワーを得ることができれば1分10秒の壁を破ることができるだろう、とも思える。まずは、コペンの3気筒エンジンがどこまでパワーアップの潜在能力を有しているのか、そこに注目だろう。
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精進します。
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Source: クルマのミライ