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【再掲載】シフト操作がボタンになる時代は意外に近い

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※2018年1月末にクローズしたcarview!個人というサービスにおいて、過去に寄稿した記事を再掲載いたします。原文ママなので掲載時とは多少異なる箇所もありますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。
honda_legend_shift
マニュアルトランスミッションに由来するであろうシフトレバーという操作系を残す必要はないと思う

ハイブリッドカーの独特なシフトパターンが批判的な目で見られたり、大型バスのフィンガーシフト(エアシフター)が話題になっていたりする今日このごろですが、いやいやシフトレバーとパーツそのものが意外に消えてしまうパーツであって、シフトパターンという概念も過去のモノとなってしまうと感じているのです。

いまや出力をミックスするハイブリッドも増えてきており、マニュアルトランスミッションの名残といえるシフトレバーを使う操作系というのは実情にそぐわないと感じることも少なくありません。たとえば、ここでイメージ画像に使っているのはホンダ・レジェンドのシフト操作系でボタンを使ったものですが、レジェンドのパワートレインはフロントがV6エンジンとモーター内蔵DCTで、リアは左右独立モーターとなっています。

ここまで前後で異なるユニットで駆動しているとなると、トランスミッションを操作するというイメージとはかけ離れ、レバーで操作することに違和感を覚えるほどです。なにしろレジェンドの後輪駆動モードというのはツインモーターだけでEV走行するということで、トランスミッションは介していないわけですから。同じくハイブリッドでいえば、トヨタ・プリウスなどの2モーターハイブリッドには多段変速機は存在しておらず、前進と後退を切り替えする歯車機構さえありません(後退はモーターを逆回転させています)。

つまり、前進(D:ドライブ)するか、後退(R:リバース)するか、それとも駐車(P:パーキング)するかという選択をすれば事足りるわけです、ドライバーとしては。もちろん、故障時の牽引や停車状態を考えるとニュートラルポジションも必要でしょうけれど。

そうなったときにマニュアルトランスミッションに由来するであろうシフトレバーという操作系を残す必要はないと思うのです。もっとも、ボタンによる操作が決定版とはいえないでしょうし、操作系を置く位置についてもフロアだけでなく、インパネやコラム、ステアリング上など様々な場所が考えられると思われます。いずれにしても、より操作しやすいユーザーインターフェースを生み出すべき時期になっているといえそうです。

※2016年1月執筆
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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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