SUBARU(スバル)は新モデルを公開するのにうってつけの時を選んだ。新モデルの名前は英語で「上昇」を意味する「アセント」だ。
スバルは自動車業界の羨望(せんぼう)の的となる成長を遂げているが、今週のロサンゼルス自動車ショーで新型スポーツタイプ多目的車(SUV)となるアセントを公開する。米国での月間販売が6年近く連続で増加している同社は、このままいけば2017年に韓国の起亜自動車を追い越す見通しであるほか、現代自動車にも肉薄している。
アセントはスバルの成功をけん引してきた全輪駆動クロスオーバーの新たなモデルであると同時に、同社のラインアップの大きな空白を埋めることにもなる。約4年前に「トライベッカ」の生産が終了した後、スバルには3列シートのSUVがなかった。
ミシガン州サウスフィールドにある現代自・起亜・スバル販売店のオーナーであるジョージ・グラスマン氏は電話取材に対し、「スバルが現代自を追い越すことは完全に可能だ」と語った。
グラスマン氏は、アセントがトヨタ自動車の「ハイランダー」など中型SUVに対する「真のライバル」になると予想。ハイランダーの1-10月の米国販売は17万5000台余り。アセントの販売がこの数分の1にとどまっても、スバルが来年に現代自を追い抜く可能性は十分ある。
スバルの1-10月の米国販売台数は現代自を約3万2000台下回る。この差は1年前には15万台近かった。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-11-29/P05MB46S972F01
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Source: 新型車情報局