先日ご紹介したカジュアルすぎるバイク用リュック、KNOXのラックサック。発売から売上げ好調で大注目されているリュックですが、MotoBeは入手に成功したので一ヶ月間マジで使ってみました!
ラックサックの特徴でもあるこのカジュアルな見た目。実物を見てもやっぱりバイク用品には見えません。いろいろな人に見せびらかしてきましたが、誰も言うまでバイク用だとは気づきませんでした。
ラックサックはメインとなる大きな荷物スペースが一個、小物入れがサイドに各一個と正面に一個、計4個のスペースがあります。メインスペースの容量はかなりの大きさでノートPCにカメラ、レンズ、雑誌、メモ帳を詰め込んでも「荷物が入りきらない…」ということは一度もありませんでした。
リュック、と言うより袋に近い形になっていて、バックルが付いている部分を数回下に巻いて最後にとめるとこんな感じに。リッド(縫い付けてあるカバーのような物)を閉めるとこうなるわけです。
この画像だけわかりやすいように正面にしてから撮ってます。開け閉めが若干面倒な感じはありましたが、正面とサイドのポケットに出し入れが多いものを入れておけば特に気になりませんでした。
丁寧に、というよりはかなり手荒くガッツリ使ってましたが、現状壊れた部分はひとつもありません。強いて言うならあと少しだけ使いやすくなったらもっとイイ。出し入れのしやすさや、正面のポケットをバックルを外さずに開け閉めできたり、それが揃えばマジで完璧になると思います。
僕は毎日バイクで通勤しているので雨だろうがバイクに乗りますが、もちろんラックサックも道連れ。土砂降りの中を走りましたが、サイドは止水ファスナー、メインはガッツリ閉まるので全く濡れる気配なし。雨の中都内を3時間くらいぶっ続けで走った時は正面のポケットが若干湿った?くらいでした。
リッドの裏側に小さなポケットが付いていて中から紐を引っ張りだすとヘルメットホルダーとして使えます。まれに意図してない時にちょっと紐が出てきたことはありましたが、走ってる途中に出ていたことはなく、大体荷物入れながらガチャガチャやってる時だけ。
このメットホルダーはかなり便利。普通のリュックや斜めがけのカバンにもあご紐を通して付けることはできますが、ラックサックは真後ろに付けられるのでメットを完全に置いてきた、くらいフリーな感覚。ホールド性も高く、電車に間に合わなくて付けたまま全力疾走したりしましたが、落ちる気配さえありません。ただ、長時間つけっぱなしだと紐の長さ調整部分が緩んできて、ブラブラしやすくなることはありました。
ツーリング先でバイクから長時間離れたり、なにか理由があってメットを運ばなきゃいけないことって普通の人だったらそんなに無いかもしれませんが、こういう機能がついてるに越したことはありません。僕としてはかなり嬉しい機能でした!
実際の所、バイク用として設計されていて防水機能付きでここまでカジュアルなものって他じゃ見たことありません。ゴリゴリのライダースウェアにはちょっと合わないかもしれませんが、カジュアルなバイクに乗れるファッションでラックサックを背負えばオシャレライダー度は確かに上がったと思います。
この形、色ならバイクの雰囲気も崩さないし、似合わないバイクのほうが少ないはず。耐久性も文句なしでこのまま壊れるまで使いまくってみる予定。自信を持ってMotoBe読者におすすめできるリュックでした!
ラックサックは1万円という値段で買えるのも魅力の一つ。値段が安いので防水がしっかりしていなかったり、縫製が荒かったりするのかと思ってましたが全くそんなこと無く、ケチをつけにくいくらいしっかりしたリュックです。
こんな感じの普段着でも合わせやすいバイク用アパレルがもっとたくさん出てくると、バイクファッションの自由度も上がるはず。詳しい情報はJAPEXのサイトをご覧ください!
(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン)
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Source: clicccar.comクリッカー