欧州大手自動車3社（VW、BMW、ダイムラー）の世界販売（本年1〜3月）が過去最高となっています。
日経新聞によると、3社共に高級車市場が拡大する中国市場を中心に販売が伸びているそうで、VWが267万台（前年同期比＋7%増）、メルセデス・ベンツが59万台（同＋6%増）、BMW（MINI含む）が60万台（同＋3%増）といった状況。
BMWは中国が＋7%増、米国が＋4%増となっており、コンパクトEV「i3」が＋38%増に。
VWは全ての地域で前年増となっており、3月単月で100万台超の新車を販売。中国で＋13%増、北米も＋10%増となっており、セダン「ジェッタ」やSUV「トラモント」が好調で、傘下のアウディやポルシェも過去最高を更新しています。
ダイムラーは北米で微減だったものの、中国で＋17%増と大きく伸びており、全体の増加分の7割を中国が占めている状況で、メルセデス・ベンツのSUV「GLC」が貢献。
ただ、米国が中国製品約1,300品目（5.3兆円相当）に追加関税を課す方針を表明したことから、中国が報復として米国製の自動車や航空機等の輸入品に同規模の関税をかける方針を打ち出しており、今後の新車販売への影響が懸念されます。
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Source: clicccar.comクリッカー
