クルマのミライ
インバウンド需要を狙っていたのだとしたら、タイミングは最悪だったのかもしれない… 世界中で愛用されているマイクロバス(グローバルな呼び方だとライトバス)のトヨタ・コースターに21人乗りの最上級グレード「プレミアムキャビン」が登場であります。通常のロングボディでは29人/24人が定員なので、だいぶ少なくなっているのですが、その理由はいわゆるタンデムディスタンスを広くしたから。なんと座席の前後感覚は1mに設定なのだそうで。その狙いについて、トヨタの発表では『観光やビジネスで荷物を多く持ち込まれるお客様が足元に荷物を置いてもゆったり座っていただけます。』とありますが、これはまさしくインバウンド需要を見込んでの商品企画といえそう。ただし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により日本のみならず世界中で観光産業は大打撃を受けているわけで、インバウンド産業のニーズに合わせたモデルを登場させるのは最悪のタイミングといった印象もあったりするのでした。その意味では、海外版ハイエースをベースとした新モデル「グランエース」も同様ですが……。 続きを読む
続きを読む>>トヨタのマイクロバスに高級仕様「プレミアムキャビン」が登場、ニーズはあるや?