クルマのミライ
カタログ燃費性能の平均ではなく、カタログ燃費と販売台数から導かれる2019年はCO2排出に関する動きが話題を集めましたが、いまの自動車において環境性能は優先的に満たしている必要がある機能であって、その上で乗り味やスタイリングといった部分で差別化することが求められているともいえましょうか。そして、日本でも2020年度基準から、欧⽶においても採⽤されている企業平均燃費⽅式(CAFE⽅式)を採⽤することが決まっております。CAFE方式とは、国土交通省・経済産業省の公開しているペーパーによれば以下の通り(参考リンク先に詳細は載っております)。すべての重量区分で燃費基準を達成する必要はなく、各区分の燃費の実績値を販売台数で加重平均した「CAFE値」が、各区分の燃費基準を販売台数で加重平均した「CAFE基準値」を上回ればよいので、企業はそれぞれの強みを活かした柔軟な戦略をとることが可能。●参考リンクhttp://www.mlit.go.jp/common/001224511.pdf このペーパーではわかりやすくするために4車種をラインナップしているという仮定で、計算式を載せております。簡単にいうと…
続きを読む>>CAFE(企業平均燃費)方式とは? その算出方法は?