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【豆知識】冬のカーライフ、凍り付いたコインパーキングのロック板の注意点

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先日の大雪そしてその後の最強寒波によって、都心でも最低気温が氷点下となる記録的な冷え込みが続いています。クルマを駐車するのに便利なコインパーキングで、雪や冷え込みによってロック板が動かないなどのトラブルについての注意点を紹介します。

コインパーキングにはロック板式やゲート式など様々なタイプがありますが、ここではロック板式のコインパーキングに絞ってお話しします。まず、利用する時は駐車場に書いてある利用規約・料金看板を必ず確認しましょう。特に最大料金や曜日・時間帯の設定には注意が必要です。

ロック板式のコインパーキングというのは、駐車スペースの中央部にロック板が設置されているタイプで、リアタイヤのどちらかでロック版を踏み超えて停車します。駐車時間はロック板式駐車場の場合はセンサーが感知した駐車スペースの入庫から出庫までの時間で駐車料金が決まります。

コインパーキング大手のタイムズの利用約款を見ると、ロック板式コインパーキングでは最低地上高が25cmを超える車両や車両入庫認識装置が作動しないおそれのある形状の車両やエアロパーツ装着車両等ロック板との接触により入出庫傷害を起こすおそれのある車両などは駐車できないとなっています。

そうした利用約款に書かれた基準をクリアした車両がロック版式のコインパーキングを利用したときに雪や寒波による冷え込みによってロック版が上がらない。また料金を支払ったにも関わらずロック版が凍り付いていて下がらず出庫できないというトラブルが発生することがあります。

料金を支払ったにも関わらず、ロック板が下がらないときは支払機や看板に書いてある緊急連絡先にすぐ連絡しましょう。一方駐車したにも関わらず、ロック板が凍り付いて上がらなかったとき、料金を支払わずにそのまま出庫してしまうとどうなるのでしょうか。

コインパーキング大手のタイムズの利用約款には「不正駐車」という項目があります。これはコインパーキングの利用者が駐車料金などを支払わないで、車両を駐車スペースから出庫、又は駐車場外へ移動したときなど管理者が不正利用と認めた利用者に対して、駐車料金のほかに損害金とし5万円を支払っていただく。と書いてあります。

コインパーキングには監視カメラなどが設置されているので、機械の故障によって正常に作動しなかったからといって正規の料金を支払わずに出庫すると、読み取られたナンバーによって後々、請求されることになります。したがって機械が正常に動かなかったからといって逃げ得ということはありません。

寒さなどによってロック板がキチンと作動しないこともありますので、クルマを停車したら、ロック板がキチンと上がることを確認してからクルマを離れたほうが良いかもしれませんね。

(萩原文博)

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Source: clicccar.comクリッカー

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