クルマのミライ
中国向けの1.6リッターセダン。どこか欧州風味のルックスはプリメーラの再来か?日産のシルフィが新しくなって上海モーターショーにて世界初公開。Cd値0.26というボディは、たしかにスタイリッシュで、そのボディカラーも相まって欧州的なテイスト。もっといえば、中国市場で評価されているアウディやフォルクスワーゲンを研究して生まれたワイド&ローで、踏ん張りの効いたスタイルといったところでしょうか。そのテイストは日産の伝説的なFFセダン「プリメーラ」をどこか思わせるから不思議。そう思ってみると、P10の質実剛健さ、P11のロワード感、そしてP12の未来感が同居したスタイリングに感じられてきたりして。ところで、パワートレインはHR16DE型エンジンとエクストロニックCVTの組み合わせということで、目の覚めるようなパフォーマンスではないのでしょうが、不足のない性能は確保しているであろうと予想できるところ。もっとも、HRエンジンの誕生から15年近く経っているはずで、ヘッド周りはアップデートしているでしょうが、けっして最新とはいえないエンジン。このあたりのチョイスから最先端を感じさせるルックスながら手頃な…
続きを読む>>日産シルフィ、プリメーラを思い出す表情の新型モデルを上海でワールドプレミア