10月のケルンショー(インターモト)で発表されたスズキの新型カタナ。そして今日から始まったミラノショー(EICMA)では、スズキの公式ティザー動画で予告されていたとおり、追加カラーのブラックバージョンが登場した。
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過去のカタナには存在しない「ブラック」
ケルンで発表されたシルバーカラー車に次ぐ、新生カタナの第二弾は精悍きわまりない「黒」だった。エンジンやフレーム、足回りなどのメカニズム部分はシルバー車でもブラックアウトされていたため、ブラックカタナはほぼ全てのパーツを黒で統一したことになる。
実はカタナの歴史において、「ブラック」が展開されるのは初。‘82年に登場し、‘00年まで生産されたGSX1100Sだけでなく、その派生版と言える750/400/250も含め、歴代カタナがまとったスズキ純正カラーにブラックは存在しないのだ。
それなのに違和感を覚えず、むしろ昔から存在していたかのような既視感を覚えてしまうのは……そう、黒い外装に赤いスズキロゴが映えるこのカラーリング、「西部警察 PARTⅡ」で舘ひろしが駆った1100カタナのカラーリングと全く同一なのだ! もちろん、黒✕赤はカタナに限らずボディカラーの定番だから、西部警察カラーを転用したわけでもないのだろうが、カタナ以上に熱烈なファンが存在する名ドラマだけに「ポッポのカタナが復活!?」と熱くなる向きも多いハズ!?
オプション装着車の画像も公開
さらに今回、ハイスクリーンや赤いアクセント入りのシート、レッドブレーキキャリパーといった発表済みのオプションに加え、赤いストライプをホイールと外装にまとった仕様の画像も公開された。最小限の変更ではあるが、これだけで随分とスポーティな雰囲気を醸し出している。本誌でもすでにローハンドル仕様のCGを作成済みだが、新生カタナはカスタムすればするほどカッコよくなる!?
ブラックカラー車+オプションはこうなる!
というわけで早速、ブラックカラー車にオプションパーツを装着したCGを制作してみました。2019年に西部警察がリメイクされるとしたら……登場するカタナはこんな感じかも!?
Source: WEBヤングマシン