日本専用車の極み、センチュリーの世界観にライバルは存在しない
トヨタが作る日本を代表するショーファードリブンであるセンチュリーが21年ぶりにフルモデルチェンジしたことは、2018年の日本市場における無視できないトピックスでありましょう。かつては日産プレジデントというライバルもいた日本のショーファードリブン市場ですが、いまやセンチュリーの一択。実際に触れてみても、メルセデスやロールスといったクルマとは異なる世界観を持っていることは明白で、センチュリーにライバルは不在。完全なるドメスティックな商品であります。グローバル時代に、「ドメスティックな商品」というのはネガティブな表現にも思えますが、このクルマに関してはそうではなく、世界の潮流に流されることなく自分の世界を維持していることは褒め言葉。こうしたクルマが存在できているということは、トヨタの覚悟でもあるでしょうし、日本市場のサイズ感が、まだ専用モデルを許容できるだけの規模を維持しているということもでもありましょう。ある意味では軽自動車と似たような立ち位置といえるのかもしれません。グローバルなコンパクトカーではなく軽自動車が一定の市場を維持しているように、台数ベースでのサイズ自体は比するまでもないショーファードリブンにもドメスティック専用モデルを求める市場があるのだと思うわけです。実際、新型センチュリーの中身は先代レクサスLS由来といえる部分も多々あるわけですが、レクサスでは代替のきかない世界があるからこそ、センチュリーのフルモデルチェンジが必要であり、それが求められたと考えれば、このクルマが”日本”の自動車マーケットの特殊性を象徴する一台であると、あらためて思ったりするのですが、さて?
当時の状況と現状を比較して考えてみました!
「販売のトヨタ」「技術の日産」なぜそう呼ばれ、その評価は今も不変か?
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Source: クルマのミライ