スポンサーリンク

室屋選手は5位発進。各選手のタイム差が近い接戦の様相【レッドブル・エアレース 2018 千葉】

スポンサーリンク

5月24日、千葉市幕張海浜公園特設コースにてレッドブルエアレース千葉大会の公式練習が開始された。

午前中のウォームアップでは風が強く、パイロンを立てない飛行が行われた。

各選手とも会場上空で機体チェックに専念しているようであったが、エンジンの調子だけを見てあっさり帰投する選手、高機動なスラロームで入念に舵の効きやスモーク装置の動作確認をする選手もありと様々であった。

午前・午後ともに飛行したファン・ベラルデ/マルティン・ソンカの両選手は、特に入念な確認フライトを行っていた印象が強い。ベラルデ選手は開幕戦での胴体フレームにまでダメージが及んだ主翼破損、ソンカ選手は2戦続けてエンジン関連のペナルティで降着扱いとなっているので、止むを得ないといったところ。

室屋選手は午後のみのフライト。長めのフライトで入念にチェックを行っていたようだ。

15:30からフリープラクティス1が行われた。各選手5分の時間内にコース上を飛行できるのは通常は3回。折からの強風に翻弄され、スビードを稼げずにVTM(垂直ターン)に進入し、失速気味となる選手が続出した。

母国千葉戦の3連覇が掛かる室屋義秀選手は2回目の飛行で58.284の自己ベストを刻んだ。なお、3本目はパイロンヒットの後セーフティクライムアウト、タイム無しであった。

トップは16年のチャンピオン、マティアス・ドルダラー選手で57.118であった。

Free Practice1 結果
1 マティアス・ドルダラー 57.118
2 マルティン・ションカ 57.638
3 ペトル・コプシュテイン 57.754
4 マット・ホール 57.820
5 室屋 義秀 58.284
6 マイケル・グーリアン 58.381
7 ピート・マクロ―ド 58.861
8 クリスチャン・ボルトン 59.300
9 フランソワ・ル・ボット 59.364
10 ベン・マーフィー 59.617
11 カービー・チャンブリス 1:00.057(スモーク出ず+1sec)
12 二コラ・イワノフ 1:00.517(インコレクトレベル+2sec)
13 ミカ・ブラジョー 1:00.698
14 ファン・ベラルデ 1:02.352(パイロンヒット他+4sec)

最下位まで5秒近い差があるが、ペナルティを差し引くと13位のマーフィー選手迄2.5秒にひしめいている。

予選は5/26(土)16:05より行われる。

(川崎BASE)

スポンサーリンク

Source: clicccar.comクリッカー

スポンサーリンク
スポンサーリンク