https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180428/k10011421281000.html
世界第4位の自動車市場のインドで、シェアが首位のスズキは、昨年度の新車の販売台数がおよそ178万台と
過去最高となったと発表しました。
インドにあるスズキの子会社、マルチ・スズキは27日に記者会見を開き、昨年度の新車の販売台数が
177万9574台で前の年より13.4%増加し、過去最高となったと発表しました。
要因として、去年、インド西部に新しい工場を設置し、生産能力が拡大したことや、新たに投入した
小型セダンの売れ行きが好調だったことなどをあげています。
インドの自動車市場は去年、2017年の新車の販売台数が初めてドイツを上回って、中国、アメリカ、
日本に続き世界第4位となり、好調な経済を背景に急成長を続けています。
マルチ・スズキは、高い人気を誇る低価格の小型車の販売が堅調なことから、シェアが5割とほかのメーカーを
大きく引き離して首位を走っています。
一方、インドでは大気汚染が深刻化して環境規制が強まり、電気自動車の導入に注目が集まっており、
マルチ・スズキは2020年に電気自動車を投入する予定です。
マルチ・スズキの鮎川堅一社長は「順調に販売台数を伸ばすことができている。今後はインド市場に合う
電気自動車がどのようなものか調査し、計画を進めていきたい」と話しています。
続きを読む
Source: 新型車情報局