三菱自動車はRVRの後継モデルとして
新型コンパクトSUVの開発プロジェクトが動き始めている。
こちらは次期型ジュークとプラットフォーム&パワートレインなど
基本コンポーネントを共用した姉妹車となる可能性が強い。
三菱がボディパネルを含めた基本部分を開発し、日産にOEM供給する形になるかも知れない。
パワートレインはe-POWER、1.5Lガソリン、1.6Lターボが日産ジューク。
三菱はPHEVのユニット供給を担当するだろう。
クリーンディーゼルが加わるとしたら、こちらも三菱からの供給になるはず。次期型は現行のスタイリッシュなクーペシェルを踏襲するはず。ノート同様にe-POWERが主役になれば、現在トヨタC-HR、ホンダヴェゼルが売れまくっている同クラスのトップセラーモデルにいきなり浮上する可能性が強まる。
とはいえ、ここ最近、日産は各販売店に対して、新型車の情報を発売ギリギリまで伝えないよう調整している。現時点では2018年度発売予定の新型車としてなんの情報も(販売現場には)伝えていないが、いきなり発表するという可能性もある。本件に関しては引き続き調査し、新たな情報が入ったら逐一お伝えしたい。
三菱デリカD:5はどうなる?
三菱デリカD:5はこの4月25日に一部改良する。
今回の改良は法規対応が中心で、フロントバンパーの中央部分に衝突に対する強化策を講じるほか、多少の手直しをする程度にとどめる。
現行モデルでも販売の80%がディーゼル車であることから、
実質的にはこちらに1本化してゆくことになる。
販売店筋によると、
「 当面マイナーチェンジはあるだろうが、フルモデルチェンジの予定はない 」
と説明している。
一時期、日産の次期型エルグランドとのプラットフォームやパーツの共用化を図る……という情報があったが、その「統合モデル」の登場時期はずっと先になる。 エルグランド、セレナともに2022年あたりに次期型へ切り替わる時期だから、これに合わせるとすると、新型デリカが登場するのは4年先以降になる。
この間の1年後あたりに現行モデルのプラットフォームをキャリーオーバー(踏襲)したモデルチェンジか、あるいはビッグマイナーチェンジで対応してゆく可能性が高い。
デリカD:5のコンセプトはSUV感覚のミニバンが売りとなっているので、これをさらに磨きをかけた手直しが行われる。 得意のクリーンディーゼル改良やPHEV投入で「喝」を入れる可能性もある。
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Source: 新車速報 Car Drive