WEBヤングマシン
ネオクラシックモデルが人気となってきたことから、タイヤにもクラシカルなパターンを求めるユーザーが増えてきた。そこでダンロップは、かつてのレーシングパターンを用いることで人気のバイアスタイヤ、TT100GPにラジアル版を加えることに。見た目だけでなく、扱いやすさも追求したTT100GPラジアルをテストする。 TEXT:Tomohiko NAKAMURA PHOTO:Tomonobu FUCHIMOTO (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); フレンドリーな特性で常用域が楽しくなる 試乗車と対面して驚いたのは、マシン全体の雰囲気が想像以上に変わっていることだった。昔風の縦溝が刻まれたタイヤを履くZ900RSカフェは、STDよりクラシック度が5割増し? という印象なのである。ここまで雰囲気が変わるなら、ドレスアップ用として選ぶ人がいても不思議ではない。 もっとも、TT100GPラジアルは見た目だけを重視したタイヤではなかった。僕がこの製品で最初に感心したのは、素直で軽快な応答性だが、上質な乗り心地もなかなかの好感触。本来は細身のバ…
続きを読む>>ダンロップ TT100GP ラジアルの試乗インプレッション【荒れた路面も柔軟に対応】