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BMWが電動バイク専用道路の開発を構想

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11月末、BMWが『未来のため大都市で電動2輪車の交通を新しいレベルに引き上げる』というテーマで新発表。それはなんとバイクではなく道路網のコンセプトだった。

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渋滞知らずで都市部をスイスイ移動

BMWは、電動2輪車の専用道路「ビジョンE3ウェイ」の構想を発表した。バイク専用道路を高架化し、自動車道路と分けることで渋滞を解消でき、衝突のリスクも回避。排ガスが出ないため、屋根で覆うことができるため、雨や熱からライダーを保護することが可能だ。安全のためバイクの速度は25㎞/hに自動制限。ビデオ監視システムやAIで交通の流れも最適化されるという。この構想は、上海・東京・ソウルのBMWテクノロジー部門が開発。今後具体的な研究プロジェクトへと発展していく予定だ。

制限速度25㎞/hは自転車レベルのスピードだが、都市部ではかなりの機動性を発揮しそう。2016年に100周年を迎えたBMWは、自動車分野の変革のための枠組みとして「Strategy NUMBER ONE > NEXT」を策定。「ビジョンE3ウェイ」の構想はその一環だ。

BMWモトラッドが欧州でX2シティを発売

今回の「ビジョンE3ハイウェイ」構想の中でも想定される電動2輪車として触れられている「X2シティ」が、2017年末に欧州で発売となる。これは、キックボード状の電動EVで14歳以上が免許とヘルメットなしで乗ることができる「Pedelec25」として分類される乗り物。最高速度は25㎞/hで航続距離は25~35㎞、価格は2399ユーロ(約32万円)だ。

【BMW X2City 欧州仕様 価格:2399ユーロ】折り畳み式で車重は20㎏。電源はリチウムイオンバッテリーで充電に要する時間は2時間半(空→満充電)。このサイズなら駐輪スペースもとらず、都市計画にも貢献できそうだ。

Source: WEBヤングマシン

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