クルマのミライ
あえてトヨタ(TOYOTA)名義ではなく「Woven(ウーブン)」の名前で社債を発行する深謀遠慮トヨタが、「Woven Planet債(ウーブン・プラネット債)」の発行を計画しています。Woven(ウーブン)というと、東富士にトヨタが作る実験都市を思い浮かべるのですが、この社債の目的は、SDGs貢献に資するプロジェクトに対する支出を社債発行により調達するというプロジェクト債の色合いが強いもの。とはいえ、SDGs関連ということですからウーブンシティに関するものだけでなく、先進安全やCO2削減、パーソナルモビリティ、再生可能エネルギーなどプロジェクト債というには幅広いジャンルが資金使途として謳われているのでした。発行規模は、円建社債・外貨建社債あわせて最大5000億円程度(国内個人投資家向け1000億円、外債および機関投資家向け4000億円)で、国内個人投資家向けのウーブン・プラネット債の予定利率は0.05~0.15%。銀行預金より…
続きを読む>>世界から5000億円を調達、トヨタ「ウーブン・プラネット債」の真の狙いとは?