2018年3月16日〜18日に開催された大阪モーターサイクルショーは前年比106%の7万664名の入場者で賑わった。そして今週は東京モーターサイクルショーが3月23日から開催される。その盛り上げのために注目マシンを掲載していくシリーズの第六回。今回は東京で初公開となるドレミコレクションの角Z=Z900MkIIを紹介。
やはり出る! Z900RSの角Z
昨年10月の東京モーターショーで発表されたZ900RS。その時、カスタムプロジェクトのマシンが3車同時に公開されたが、その中の1台を岡山のドレミコレクションが製作を担当していたのは記憶に新しい。そして、本誌発売日の前日から開催される東京モーターサイクルショーで、ドレミコレクションがZ900RSの新たなカスタム提案を行うこと発表した。それがこの「角Z」だ。
1979年に発売された第二世代の空冷Z=Z1000MkII(国内ではZ750FX)を象徴とする角張ったタンクのモデルを「角」と呼び、丸みを帯びた初代空冷Zシリーズと二大潮流となっているのはZフリークの常識。もちろん、Z900RSがデビューした時から角Z版が期待されたのだが、まずはドレミコレクションがそれに応えるという訳だ。
名称は「Z900MkII」になる模様で、コンセプトモデルとして出展。キモとなるタンクは、内部にインナータンクを製作しMkIIタイプのタンクカバーをセットするという手法が採られるが、最近だとMT-09とXSR900が同様の手法でイメージを変えることに成功している。テールカウルやサイドカバーは、ドレミコレクションがゼファー750用に製品化したものをベースにZ900RSにフィッティング。ホイールはZ900RSカスタムプロジェクトでも採用されたモーリスの18インチを装着して登場する。
製作途中の下の写真を見るとZ900RSを見事に角Z化することに成功している。ZRX1200ダエグが無き今、角ファンに応えるZカスタム、ビッグサイトで必見だ!
ドレミコレクションのZ900RSカスタムプロジェクト記事はこちらへ
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写真:ドレミコレクション
Source: WEBヤングマシン