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三菱が「117.6億円の赤字」を発表し、ルノー日産三菱アライアンスの未来はどうなる?【 週刊クルマのミライ】

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■ルノー・日産・三菱自の各社が得意な領域でリーダーシップを発揮するという体制を明確にした いわゆる「ゴーン事件」以降、ルノー・日産・三菱アライアンスは強力なリーダーを失ったためか、ビジネス面では低迷している印象があります。実際、三菱自動車が発表した2019年度第3四半期の累計業績(4月~12月)では売上高、営業利益、経常利益、当期純利益、販売台数のすべての面において前年同期比でマイナスとなっています。当期純利益は117億6000万円の赤字となっているほどです。 同社が発表した営業利益は36億円。前年同期は850億円ですから大幅減です。その要因としてもっとも大きなものは研究開発費などによる368億円のマイナスと、為替による349億円のマイナス。一方で、アライアンス効果の期待できる資材費などのコスト面では77億円のプラス効果が出ているといいます。逆にいえば、アライアンス効果がなかったら、営業利益も赤字になっていた可能性もあるのです。 営業利益の変動要因をみていくとグローバル販売における車種構成や台数減によるものも前年同期比でマイナス187億円となっていますが、新型軽自動車「eKワゴン」が好…
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