クルマのミライ
新年の株価はいきなり下がったが、本格的な影響はこれからか?かつてルノー日産のトップとして君臨したカルロス・ゴーン氏が私利私欲のために会社の資金を還流していたという話で失脚したのは2018年秋のこと。そして2019年末、カルロス・ゴーン氏が日本から逃走したのは報道の通り。その判断を肯定する見方もありますし、保釈条件の違反は厳密には罪ではない意見もありますが、いずれにしてもいわゆる「カルロス・ゴーン事件」は裁判が開かれることなく、これにて実質的に終了したということになりましょうか。裁判をしたからといって真実がわかるわけでもなく、今後はカルロス・ゴーン氏サイド、日産サイド、日本の検察サイドが、それぞれの立場で情報を発信していくのでしょうが、そのモチベーションがもっとも高く、またインセンティブが高いのもカルロス・ゴーン氏サイドなわけで、とくに日産がどのように対応していくのかは興味深いところ。すでに大発会の株価に影響があらわれているようであります。 続きを読む
続きを読む>>カルロス・ゴーンの逃走(闘争)によって、日産が受ける影響とは?