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「われわれは公差の内側に収めることなんて狙っていません。狙っているのは目標値のど真ん中です」。11月13日にメディア向けに行なわれたマツダの生産技術・工場見学会の懇親会の席でそう語ってくれたのはマツダ 常務執行役員 グローバル生産・グローバル物流・コスト革新担当の向井武司氏だ。「目標値のど真ん中を狙っていく。でもそうならなかったときに、ではその差を埋めるためにはどうしたらいいのか? それによって新しい技術が生まれる」。これは決して開発者の声ではない。マツダの工場で、日々クルマを量産している人たちの声を代弁したものだ。
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