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【新型レクサス・LS試乗】新型レクサスLSは静粛性向上を目指して高い空力ボディを採用

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トヨタのプレミアムブランド、レクサスのフラッグシップモデルがLSです。日本市場で初代(通算4代目)にあたるLSは2006年に登場。2017年10月に11年振りのフルモデルチェンジを行い2代目LSへと進化しました。

現行型LSは全長5090mmのスタンダードと全長5210mmのロングの2つの仕様を設定していた先代(後期型の数値)に対して、新プラットフォーム“GA-Lプラットフォーム”を採用。全長5230mmという先代を上回るロングボディの1種類となっています。

新プラットフォームの採用よって外観のデザインは全長を15mm下げた、低いスタイリングを実現。従来の4ドアセダンとは一線を画すクーペシルエットはフラッグシップの風格とエモーショナルさを両立させるために、6ライトキャビンを採用しています。

レクサスのアイコンであるスピンドルグリルは新世代の高級車に相応しい美しさと、フラッグシップらしい存在感を表現するために、メッシュパターンを採用。流麗なボディの流れがグリルの中にも感じさせる繊細なメッシュとなっています。サイドグリルはハイブリッド車のLS500hはハニカムメッシュ。LS500は力強さと吸気効率を両立した横バーを採用しています(Fスポーツを除く)。

後席空間を確保するために6ライトキャビンを採用したサイドビューは、伸びやかなシルエットを実現しています。それを強調するのがフロントからリアまで貫くショルダーライン。風格のある佇まいと走りを予感させる躍動感を表現しています。

現行型LSは世界トップの空力性能を実現したボディを目指すために、ドアガラスを滑らかな一枚の面にしたフラッシュサーフェスウィンドウを採用。ドアガラスのガラスと窓枠の段差を極限までなくしたフラッシュサーフェスウィンドウなどにより風切り音を低減させるなど静粛性にこだわっています。

LS伝統のワイド&ローを強調したリアビューはサイドからリアに回り込む造形を先代より強めたことで、リアが引き締められ小さく見えます。サイドからの立体的な流れをリアコンビネーションランプ内側で切り返すスピンドル形状を採用し、ワイド感を強調しています。グレードによってリアスタイルは異なり、LS500hはバンパーのロア部分にセンターメッキモールを配置し、クリーンなイメージを表現。一方のLS500マフラーの出口にバッフルを配置してダイナミックさを表現しています。

現行型LSに装着されるホイールは19インチを中心にFスポーツには20インチを標準装備。Fスポーツ以外は軽量化を図りながら、走行中に発生するタイヤの共鳴音を低減する中空レゾネーター構造のノイズリダクションアルミホイールを採用。ロードノイズの発生源まで遡り、静粛性の向上を図っています。装着されているタイヤはパンクしても一定の距離を走行できるランフラットタイヤとなっています。

現行型レクサスLSはフラッグシップの風格とこれまでの4ドアセダンでは見られなかった斬新クーペスタイルを兼ね備えたモデルに仕上がっています。こうしたチャレンジが高く評価され、2017年10月の発売からわずか1カ月で約9500台も受注されるなど早くもヒットモデルとなる予感がします。

(萩原文博)

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Source: clicccar.comクリッカー

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