大手キャンピングカー・ビルダーのToy-Factory(トイファクトリー)とアルパインがタッグを組んだ「BADEN×ALPINE」が、「JAPANキャンピングカーショー2018」に初出展していました。
両社によるコラボ仕様は、「BADEN(バーデン)」というトイファクトリーを代表するモデルの1台をベースに、アルパインがすでにリリース、もしくは参考出品となるカーナビやウーファー、スピーカーなどを組み合わせた参考出品車モデルです。
ベース車は、ハイエース・スーパーロング・ワイド(キャンパー特装車)で、サイズは全長5380×全幅1920×全高2420mm。パワートレーンは、2.7Lガソリン+6ATで、駆動方式は2WD(FR)。
キャンピングカーとしての装備は、「BADEN(バーデン)」という人気モデルともちろん同じで、常設ベッドやリヤクーラーをはじめ、給排水タンク、トリプル断熱加工、サブバッテリー(100A×1)、調理器具(カセット式)、電圧計(デジタル式)、外部充電システム(100V)、収納庫、100Vコンセント(2カ所、4口)などを標準化。さらにグランデ仕様として、全面エアロウインドウ、FFヒーターなどがオプション装備。
アルパインの装備では、11型ナビゲーションシステム(23万円)、バックカメラ(4万円)、ETC2.0車載器(5万8000円)、ドライブレコーダー(4万3000円)を搭載(以上、税抜き)。さらに、参考出品として、サイドカメラ、フロントカメラ、リヤビジョン、フロントスピーカー、リヤスピーカー、サブウーファー、カートイズ、DVDチェンジャーを装備。
高音質サウンドとヴィジュアルにこだわりながら、車中泊も楽しめる参考出品車の「BADEN×ALPINE」。「BADEN」としての車両本体価格は535万円(税抜き)で、展示車両の価格は参考出品車なので明らかにされていません。なお、工賃込みでコンプリートカーとして売り出すと800万円級になりそうとのことで、市販化の可能性は同ショーでの反響次第であるかもしれません。
(文/写真 塚田勝弘)
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Source: clicccar.comクリッカー