クルマのミライ
日産セレナがマイナーチェンジで標準装備化した「RCTA(後退時車両検知警報)」とは?最近、クレーム対応なのか、マナーの拡大なのか、コインパーキングやファミレスの駐車場などで「前向き駐車」をお願いしているケースを見かけることが増えてきたような気もしますが、そんなときに役立つのが「RCTA(後退時車両検知警報)」であります。マイナーチェンジにより全方位運転支援システムを標準装備した日産セレナにも、この機能は備わっているのでした。このイメージイラストでもわかるように、バンパー左右にレーダーセンサーを配置して、後退して出ようとする際に左右からの接近車両を検知してドライバーに知らせるというシステム。日産によると約20m離れている車両を検知できるそうですから、アラウンドビューモニターやバックモニターの範囲外まで監視できる性能を持っているということ。とくに全長の長いクルマで左右ともミニバンのような背の高いクルマが停まっている状況では斜め後方の有視界は狭くなりがち。実際のシチュエーションを考えると、こうした警報システムは非常にありがたいものとなることでありましょう。もっとも、こうした機能が安全をサポ…
続きを読む>>「前向き駐車」からの出発時に助かるRCTA(後退時車両検知警報)