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完全自動運転の緊急停止ボタンはどこに置くべきか?

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どこに座ってもいい完全自動運転、コクピットという概念はなくなるはず
GM-Cruise-AV
自動運転のレベル分けについては、規格ではなく、あくまでも結果としての製品レベルを示す指標であり、また一つの製品内に様々なレベルが混在することから「●●というクルマは自動運転レベルいくつ」といった表現をするのはNGではありますが、それでもレベルアップを目指したくなるのは人の常でありましょうか。

そんな自動運転、最高峰といえるのがレベル5(完全自動運転)で、ここまでいくとステアリングやペダルといった運転装置は不要。もちろんドライバーも不要で、全員が乗員(パッセンジャー)となるわけです。そうなると、どこに座ってもよくなるはず。かりにシートの配置が現在のそれを踏襲するとしても(安全性の問題から進行方向に背中を向けるのは考えづらいですし、各種エアバッグも残ると考えると現在のレイアウトがベター)、優先的に座る場所を決める必要はなく、前席でも後席でも好きな場所を選べばよくなることでしょう。乗員にシステムの監視義務がないのですから、前方に注意を払う必要もないわけで、そうなると後席を選ぶパッセンジャーが多くなるかもしれません。

そうして後席がメインになったときに、どのようなシャシーセッティングが求められるのか、後席のリクライニングなど調整範囲のニーズが高まり差別化要因になるのかなど未来のクルマにおける快適性基準が変わりそうな気もするわけです。それはさておき、レベル5の完全自動運転であってもエマージェンシーストップは必要なはずで、そうした緊急停止装置をどのように配置するかもテーマとなりそう。一人目の乗員は前席に座ると規定すればインパネ的な部分にエマージェンシーボタンを置けばいいかもしれません。また、現在のUIが向かっている流れからすると目的地設定にしろ音声入力になるでしょうから、工業規格として緊急停止のセリフを決めておいて、それを叫ぶことで安全に停止させるという仕組みもありかもしれません。

これはほんの一例でありますが、レベル5の完全自動運転に向けては、そうした新しい規格の策定も必要と思うわけです、エエ。

※イメージ画像はGMの完全自動運転モデル「クルーズAV」のインパネ画像です。

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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