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【再掲載】かつて軽自動車で経験、制限速度の上限変更について考える

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※2018年1月末にクローズしたcarview!個人というサービスがあります。そこに過去寄稿した記事を再掲載いたします。原文ママなので掲載時とは多少異なる箇所もありますので、ご留意いただきますようお願い申し上げます。

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もし法定速度が引き上げられたらクルーズコントロールはどうなる?

一部の高速道路区間において、で制限速度を110km/hに引き上げるという報道がありました。あくまで試験的なもので、また非常に短い区間に限定されたものなのですが、おそらく日本国内において制限速度が引き上げられるというのは、16年ぶりということになりますでしょうか。

覚えている方もいるでしょうが、2000年10月に軽自動車とオートバイの高速道路における最高速度が、それまでの80km/hから現在の100km/hへと引き上げられたことがあるのです。ちょうどリアルタイムで、軽自動車を所有していたのですが、最高速度が上がったことでギア比が合わなくなったなぁと感じたことは覚えております。

そして、この経験が「速度リミッターは法定速度に合わせておくべきだ」という見方が、法改正を考慮していないと理解させることになったのです。

速度リミッター(軽自動車は140km/h、国産登録車では180km/h)が法定速度よりも高い理由として様々な要素が挙げられるわけですが、法改正の可能性を残しておくという点でも意味があることを実感したわけです。大型トラックのようなケースは別として、個人所有を前提としている乗用車については、法改正に合わせて全車の速度リミッターを書き換えるというのは非現実的だと思えますから。

ただし、ほとんどの国産車においてクルーズコントロールの設定上限は、自主規制的に100km/h(法定速度の上限)となっています。今回の110km/h化は、あくまでも試験的なものですが、その結果として全国的な法定速度の引き上げにつながった場合はクルーズコントロールの設定速度についての問題が出てくるのかもしれません。

とくに昨今は自動運転技術の入り口といえる追従クルーズコントロールが普及フェイズに入っていることもあり、クルーズコントロールを利用できる範囲が広がっているように思えますから。

もしECUの書き換えなどにより、安価で簡単にクルーズコントロールの設定条件が変更できるようなら、法定速度の改正に合わせて、ディーラーなどが対応でてんてこ舞いになるかも? などと想像してしまうのは気の早い話でしょうか。

もっとも、空気抵抗はおおむね速度の2乗で増えることを考えると、燃費が重視されるトレンドの中で、最高速度を上げることへの優先度がどれほどなのかという議論があらためてされるかもしれません。

制限速度引き上げの今後、気になるばかりです。

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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