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渾身のスーパーハイトワゴン、スズキ・スペーシアで女子力アップ!【かえちゃんの次のクルマ選び!! Vol.15】

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自らハンドルを握って、ぶらぶらとドライブするのが趣味という、タレントのかえひろみさん。真性クルマ好き女子が、女子力アップのために、次の愛車候補をチェック中!

ラジオパーソナリティをしながら、グラビアアイドルとしても活動している「かえひろみ」です。昨年はAT限定を解除して念願だったマニュアル車も運転できるようになったし、さらにクルマに関する知識を深めるために「あの資格」を取っちゃいました!

その資格とは…「くるまマイスター検定」です。今回初めて受験するのでとりあえず3級に挑戦。出題内容はクルマに関する歴史や国内外メーカー、メカニズムの基礎知識など。かえ的には歴史が結構難しかったかなぁ。でも、無事合格できたので、次は2級に挑戦します!

さて、今回の「女子力アップ!」は2号続けてスズキ祭り! XBEE(クロスビー)と同時開催された、新型スペーシア/スペーシアカスタムの試乗会に参加しました。

ライバルのNボックスやタントと同じ「スーパーハイト系」ですが、タントのミラクルオープンドアや、フルモデルチェンジされたばかりのNボックスに比べると、先代は存在感がいま一つ。そこで、新型スペーシアはパッケージングを煮詰めて、安全装備を充実させました。

スペーシアのデザインは「ワクワク」がテーマ。試乗車は「ツールグリーンパールメタリックブラック2トーンルーフ」で、2トーンルーフ車のみに付いているルーフレールがアウトドアっぽい雰囲気を醸します。

ボディカラーはモノトーン系が10色、2トーン4色の全14色。かえ的には試乗車のツールグリーンパールメタリックの光沢に上質感があって気に入りました。

新型スペーシアのデザインは「家族や仲間とたくさんの思い出を作ってほしい…」という願いが込められていて、旅のアイテムを詰め込むスーツケースをモチーフにしているそうです。ボディ側面の凹凸は「ビード」、四隅のタイヤは「キャスター」をイメージ。スーパーハイト系は機能一辺倒の「四角い箱」的なフォルムになりがちですが、スペーシアはデザイナーの「遊び心」がスマートに表現されていて、「友達とドライブやキャンプに行ったら楽しそうだなぁ」などと想像が膨らみます。

内装色は「ハイブリッドG」がブラックのみ、「ハイブリッドX」はブラックに加えて明るい雰囲気のベージュも選べます(かえ的にはこちらが好みかな)。

車内でも「スーツケース」のモチーフを発見。インパネアッパーボックスのフタにもビード調の凹凸が付いていて、ドア開閉グリップもスーツケースの取っ手のようなフォルムで、細部までデザイナーの「こだわり」を感じますね。

価格はハイブリッドGが133万3800円〜、両側パワースライドドアが標準装備されるハイブリッドXが146万8800円〜(ともに2WD)。4WDは各車12万960円アップになります。

スペーシアのエンジンは全車660ccのNA(自然吸気)。ISG(モーター機能付き発電機)とリチウムイオンバッテリーを組み合わせて減速エネルギー回生やモーターアシスト、モーターのみでのクリープ走行(最長10秒間)を行う「マイルドハイブリッドシステム」を搭載しています。

スーパーハイト系って車重が重いので発進加速が鈍くて、高速の上り坂がキツそう…ってイメージがあったんですが、スペーシアはマイルドハイブリッドのおかげなのか、想像以上に加速が力強いんです。

試乗コースは街中で発進と停止を繰り返す場面が多かったのですが、いつもの調子でアクセルを強めに踏み込むとモーターアシストの効果で、ほんの一瞬ですが「シートに背中を押し付けられる」ほどの加速感があります。4人乗車でもストレスなく加速してくれるので、街乗りだけじゃもったいない。動力性能に「ゆとり」があると、積極的に高速道路を使って遠くまでドライブしたくたりますね。

背が高いからカーブとかは苦手なのかな?と思って試乗コースの「くねくね道」を走ってみました。先行するカメラカー(結構ハイペース)の後ろにくっついていたのですが、背の高いクルマにありがちな「ふらつき」や「グラっと」傾く感じがないんです。おそらく、スーパーハイト系の中では最軽量(ハイブリッドG 2WDで850㎏)なのが効いているみたいです。この前試乗したスイフトスポーツといい、スズキは安全性を高めながらボディを軽く造るのが得意ですね。

スペーシアのセールスポイントは大空間。先代に比べて荷室の使い勝手が大幅に向上していて、リヤシートはスライドドア側だけでなく、荷室床面のストラップを引くことでスライド量を調整できます(シートスライド量210mm)。荷室の高さも先代に比べて40mm高くなっていて、27インチの自転車が楽に積めるそうです。

リヤシートをもっとも後ろまでスライドした状態で座ってみると、足元スペースのあまりの広さに感動。3列シートミニバンの2列目より広いかも?と思うほどで、女子会ドライブで恋バナとカラオケが弾みそうです。

じゃあ、車中泊もできそう…と思って、助手席を前倒しして、リヤシートをダイブダウン。この状態で長さを測ってみたら190cm。段差と傾斜は市販のエアマットで解決できそう。欲を言えば、前回の「クロスビー」みたいに床と背面が防水素材だったらいいのになぁ。

「癒し系」のスペーシアに比べて、スペーシアカスタムはLクラスミニバンにも負けないぐらいオーラ放ちまくりの「イカツイ系」。よく見ると変わっているのはメッキのフロントグリルとヘッドライト、バンパーぐらいですが、見事に「キャラ分け」されています。改めてデザインとボディカラー(スペーシアはパステル調、カスタムはモノトーン系が中心)で雰囲気が随分と変わるもんだなぁと感心しました。女子がメイクとヘアスタイルで激変するのと似ているのかな?

カスタムのデザインテーマは「圧倒的な迫力と存在感」って、直球すぎます。開発者の方に伺ったら、車高はスペーシアと同じだそうですが、ローダウンしているように見えるのはサイドアンダースポイラーなどのエアロパーツの視覚的効果が大きいようです。メッキとLEDの「光りモノ」で飾るのもお約束。試乗車のハイブリッドXSターボは195/55R15サイズのタイヤ&アルミホイールが標準(スペーシアは全車155/65R14)で、見た目の安定感が増しています。

シートアレンジはスペーシアと同じですが、内装は「カスタム」らしい演出が盛りだくさん。高級感のあるピアノブラックのパネルや、ワンポイントでシルバー&メッキの加飾、レザー調のシートや本革ステアリング&シフトノブでラグジュアリーな空間を演出。こういった「分かりやすい高級感」って、免許取り立ての男の子には刺さるんだろうなぁ。

ボディカラーは試乗車のピュアホワイトパールブラック2トーンルーフなど、モノトーン9色、2トーン5色の全14色を設定。価格はハイブリッドGSが157万6800円〜、ハイブリッドXSは169万200円〜、ハイブリドッドXSターボは178万7400円〜(ともに2WD)。4WDは各車12万960円アップになります。

大空間のスペーシアならではの装備が、エアコンの風をリヤシートまで行き渡らせる「スリムサーキュレーター」。前席と後席の間の天井に付いていて、スペーシアのハイブリッドG、スペーシアカスタムのハイブリッドGS以外に標準装備。某メーカーの「羽根のない扇風機」と同じ原理だそうで、試乗中も後席はポカポカでした。

カスタムのハイブリッドXSとハイブリッドXSターボだけに備わるのが、停車中に使用できるフロントシート背面のパーソナルテーブル。カップホルダーが左右2ヵ所に付いていて小物も置けるので、子育て中のファミリーには喜ばれそう。ぜひスペーシアにも欲しいアイテムです。

カスタムのハイブリッドGSとハイブリッドXSはマイルドハイブリッド付きの660㏄NA(自然吸気)、最上級グレードのハイブリッドXSターボはマイクロハイブリッドに660㏄ターボエンジンを組み合わせています。

NAとターボの両方に試乗してみましたが、街乗りメインならNAで十分ですが、高速を走る機会が多ければターボの一択かな。やっぱり本線の合流や追い越しでターボエンジンの「ゆとり」は頼もしい。NAのようにアクセルを踏み込まなくてもスムーズに流れに乗れるし、回転数を抑えられるので静粛性が高く、燃費も良さそう。

ターボにはパドルシフトも付いています。かえ的にはオートマ限定を解除してからマニュアル操作にハマっているので、ターボ限定とはいえパドルの設定があるのはうれしいですね。下り坂などでエンジンブレーキを使いながら車速を調整できるのもパドルシフトの利点ですね。

試乗後に「スペーシアよりカスタムのほうが静かな気がするんですけど」ってエンジニアの方に尋ねたら、「カスタムはカウルとダッシュパネルアウターにも吸音材が入っています」とのこと。どおりで車内に入ってくるエンジン音が少ないわけだ!

私は4ドアセダン好きなので、スペーシアのようなスーパーハイト系にはまったく興味がなかったのですが、今回試乗してみて「広くて見晴らしのいいクルマも悪くないなぁ」って感じました。

特にカスタムは家のリビングでくつろいでいるような居心地のよさがあるんですよね。だから若い子がカスタムみたいなクルマで「仲間とつるんでまったりドライブ」したくなる気持ちが分かります。安全装備も充実(軽自動車初の後退時ブレーキサポートなど)しているので、彼氏や友達が若葉マークで運転に慣れていなくても、安心して同乗できそう!?です。

もし私が子育て中のママだったら両側スライドドアで床が低いスペーシアみたいなクルマを選ぶんだろうと思います。天井が高いからオムツ替えしやすそうだし、両手が荷物でふさがっていてもパワースライドドアで楽に開け閉めできるし、床が低くて開口部が広いから子供もシニアも乗り降りしやすい。まるでクルマ版「良妻賢母」ですね。

フツーのママはスペーシアで、ボディカラーはシフォンアイボリーメタリックやオフブルーメタリックなどパステル系を選べば好感度大。若い頃ヤンチャしていた「ヤンママ」にはカスタムがぴったり。リヤウインドウに「あゆマーク」のでっかいステッカーを貼って、スワロフスキー風のスパンコールが入ったステアリングカバーや、ダッシュボードのムートンマットが似合いそう。

オーナーの好みに合わせてキャラクターが明確に差別化されたスペーシアとカスタムが選べて、さらに豊富なオプションやボディカラーでオリジナリティを表現できるのも、スペーシアシリーズの魅力だと思います。

(文:湯目由明/モデル:かえ ひろみ/ヘア&メイク:中田愛美/写真:ダン・アオキ)

■かえ ひろみ

グラビアやイベントのほか、ラジオでも大活躍中のかえチャン。FM NACK5「Nutty Radio Show THE 魂(ソウル)(毎週水曜20:00〜23:00)」では話題沸騰の古坂大魔王の相方を務める。ラジオ日本「Hello! I,Radio(毎週金曜9:00〜11:00)」も好評オンエアー中。木目パネルが似合う国産4ドアセダンをこよなく愛し、初めての愛車は中古の先代トヨタ・プレミオ。購入後9ヶ月で走行距離が2万kmを超えるほどのドライブ好きで、道の駅巡りにもハマっている。先日プレミオから、ハイブリッドセダン、SAIに乗り換えたばかり!

【関連リンク】

スズキ・スペーシア/スペーシア カスタム
http://www.suzuki.co.jp/car/spacia/
http://www.suzuki.co.jp/car/spacia_custom/

かえ ひろみ
http://ameblo.jp/6363117/

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Source: clicccar.comクリッカー

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