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鋳造一体成型のタンブル強化隔壁を採用した世界初のエンジン

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クルマのミライ

パーツ追加ナシでタンブル流を生み出す、すなわちローコストの燃費改善テクノロジーホンダがインドで生産している125ccクラスのスクーター「Activa 125」に搭載されているエンジンに世界初の燃焼効率向上技術が投入されたとの発表あり。そのポイントは吸気ポートの設計で、ホンダの説明によれば『吸気ポートに鋳造一体で隔壁を設けて二層構造とし、ポート内の逆流現象を利用することにより、新たな部品を追加することなくタンブル流を生み出す技術を世界で初めて搭載』とのこと。これにより燃費性能が従来比で10%も改善されているというから驚異的な効果があるといえましょう。一般論でいえば、シリンダー内の縦渦(タンブル流)や横渦(スワール流)を強めることは燃焼速度のスピードアップにつながり、ノッキングを防ぐと同時に、燃焼効率の向上にもつながるわけです。それは四輪エンジンでも同様で、すでにスワール流(横渦)を強めるためのバルブ片閉じ(4バルブヘッドの場合)やタンブルジェネレーターバルブ(TGV)などを追加するといった手法は確率されております。とはいえ、小型スクーターのエンジンでは、コストやサイズなどの問題から搭載し…
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