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【ゴーンショック】3つの不正で重大事案でカルロス・ゴーンを解任、日産ブランドはどうなる?

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完成検査不正の落ち込むをリカバリーしつつある時期での、ブランド価値毀損の重大事案

日産自動車・代表取締役会長カルロス・ゴーン及び代表取締役グレッグ・ケリーによる有価証券報告書への虚偽記載、投資の私的流用、経費の私的流用という3つの不適切事案が、日産の内部告発から刑事事件へと発展。ゴーン、ケリーの両氏が東京地検特捜部に逮捕されたという報道もありますが、ひとまず日産の西川(さいかわ)社長がピンで記者会見。操作進行中ということで、核心については触れられない中で、会社としてブランドを守るために誠意を見せるという会見といえましょう。
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しかし、イレギュラーな時間帯の緊急記者会見というと、例の完成検査不正を思い出すわけですが、そのときの西川さんとは違う雰囲気だったように感じたのはYoutubeの画面越しに見ていたからだけではく、氏の決意というか感情に違いがあったと思うのは気のせいでしょうか。

ひとまずは日産の内部告発からの事件化という流れのようですが、社内(アライアンス内)の政治的な動きの影響が皆無の、純粋なコンプライアンス、ガバナンス案件とは思えないのが正直なところ。そのあたりは公式には表に出てくることはないでしょうから週刊誌案件かもしれませんし、未来永劫オフィシャルにはならない話でありましょう、きっと。

それにしても、あくまで経営者による金銭的な不祥事であって、それが商品には実質的な影響はないというのが冷静な見方でしょうが、日産ブランドにおけるカルロス・ゴーンの影響は少なくないわけで。ブランド毀損につながる案件という側面があるでしょうが、完成検査不正よりは影響はないだろうな、というのが個人的な予想。トヨタのモリゾウさんのようにクルマ作りそのものに影響がある経営者というイメージではありませんし、一般にはコストカッターの印象が強い(商品力を上げた経営者というイメージは弱い)でしょうから。むしろ、西川さんはこの記者会見によって「呪縛が解けて、これから日産の商品は良くなりますよ」というメッセージを盛り込もうとしていたと感じたのは自分だけでしょうか……。

もっとも、自動車メーカーがブランディングするならば、モータースポーツにおけるタイトル獲得のようなポジティブなネタにしてほしいものです、エエ。

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精進します。
  



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Source: クルマのミライ

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