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伝説のグループAマシンに与えられたインテークシステムが現代に蘇る!
30万円台での販売を予定か!?
このインテークまわりを見て「うおおおおお!」と感動した人は、全日本ツーリングカー選手権「グループAレース」マニア認定。
チューニングパーツメーカーのトラストが、スカイラインGT-R用に開発を続けていた「グループAスペック」のインテークキットをついに市販化させるというニュースが舞い込んできた。
このインテークのパイピングレイアウトとエアクリボックスは、トラストの開発陣が情熱を注いで当時のグループA仕様をオールアルミで再現したものなのだが、コストがかかりすぎるという理由から長いあいだ開発が中断されていた。
しかし、時代の流れとともにトラスト内で考え方が少しずつ変化。「トラストとして第二世代GT-R用のパーツはすでに揃っていますが、一生GT-Rに乗り続けたいと願うようなオーナーをターゲットにした、ちょっとマニアックで本物志向のパーツを展開していこうと考えるようになったんです」とは、トラスト広報の川島さん。
そのような紆余曲折を経て、開発が再開したのは2017年のこと。そしてインテークキットの試作品を東京オートサロン2018に展示したところ、発売を熱望するラブコールが殺到。トラストでも驚くほどの人気っぷりだったとか。
「東京オートサロン2018やR’sミーティング2018でデモカーに装着して展示したんですけど、あまりの反響の大きさに驚きました。これは市販化しなければお客様に申し訳ないと思って開発を急ぎました!」
日産の執念が乗り移ったBNR32型スカイラインGT-RがグループAに参戦した1990年からの4年間の歴史は、ファンのみならずとも覚えている人が多いのではないだろうか。なにせ、29戦29連勝という金字塔を打ち立てたのだから。その伝説のレーシングマシンに与えられていたインテークシステムが現代に蘇るというであれば、興奮しないGT-R乗りなどいないはずだ。
正式発表は東京オートサロン2019、気になる価格は現在30万円台で収まるように調整中とのこと。
製品の詳細については、三栄書房から11月30日に発刊予定の三栄ムック「NISSAN POWER」で公開されるそうだから、ぜひとも読んでいただきたい。
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Source: clicccar.comクリッカー