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穴場は「金曜日」。マシンは走らないけど、憧れのドライバーに会えるチャンス!【ジェンソン・バトン応援観戦記~SUPER GT2018 第6戦 SUGO・前編~】

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今シーズンからSUPER GT、GT500クラスにチームクニミツ(100号車/RAYBRIG NSX-GT)からフル参戦している2009年F1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトン。

何を隠そう、私はバトンの大大大ファン!  大好きすぎて、F1参戦中は海外まで応援しに行ったこともありました。

そんなバトンが日本の国内レースに参戦するとなったからには全戦観戦する勢いで追いかけるしかない! ということで、今回は宮城県にあるスポーツランドSUGOで行なわれた「SUPER GT Rd.6 SUGO 300km」バトン観戦記をお届けします。

▪9月14日(金)

マシンの走行は土曜日からですが、私のSUPER GTは金曜日から始まります。なぜならドライバーはドライバーズブリーフィング(レース主催者との話し合い)への出席義務があるため、金曜日には必ずサーキットにいるのです!

とは言ってもブリーフィングのタイムスケジュールが公表されているわけではないので、ドライバーがガレージから出てくるのを待ち続けます。そう、憧れのドライバーに会うには忍耐力が必要なのです。

サーキットに着いたのは14時過ぎ、そこから待つこと約3時間。ブリーフィング会場にドライバー達がぞくぞくとやってきました!

その中からキラキラオーラを放ちながら、バトンがきたーーーー!!

すでにサインを求めるファンが集まっていますが、土日に比べたら圧倒的に少ない。これなら気付いてもらえるかもと勇気を出して「一緒に写真を撮ってくれませんか?」とお願いすると、「もちろん!」と快く写真を撮ってくれました(涙)。Thank you,Jenson!

 

また、普段は入れないピットレーンに自由に出入りできたり、車検の様子を見ることもできるのでドライバーを待つ以外にも楽しいことがたくさんありましたよ。しかも金曜日は観戦券不要で、かかる費用は入場料1,600円のみ! ドライバーに会いたい、各チームのマシンをじっくり観察したい、という方には金曜日がおススメです。

▪9月15日(土)

観戦2日目。ゲートオープン(6時30分)目掛けてサーキットへ向かうと、駐車場には既にたくさんのクルマが!

金曜日とはがらりと雰囲気が変わり、一気にレースムードになりました。

土曜日の朝のお楽しみといえば、ピットでマシンの車検が行われている様子をピットレーンから見ることができるオープンピット(パドックパス以上のチケットが必要)。

昼間に行われるピットウォークではドライバーやレースクイーンが登場することもあり、身動きがとれないほど凄い人になりますが、オープンピットはマシンだけなので様々な角度から写真を撮ったり眺めたりできるんです。

一通りバトンがドライブする100号車を見たあとは、朝のお迎えに向かいます。SUPER GTはパドックパスさえあればチームガレージの裏まで行けるので、出勤してくるドライバーに会える大チャンス! この日も無事に朝の挨拶ができました。良かったー。

そして、今度は11時に始まるピットウォーク待機列に並びます。とは言っても、時刻は8時過ぎ。開始時間まで3時間以上ありますが、バトンからサインを貰いたい一心で、待機列のポールポジションをゲット! 警備員の方から「早いね~。凄い気合いだね~。」とお褒めの言葉をいただきました(笑)。

雨が降りだす中ひたすら待ち続け、ついにピットオープン! すると、後ろからたくさんの人が走ってきました。「走らずに移動してください」と注意されているにもかかわらず、です。

車椅子の方は危険防止のため少し早めに入場していたのですが、走っている人の荷物が当たり車椅子ごと倒れてしまうというハプニングが発生。しかもぶつかった人はすみません、とだけ言ってまたダッシュ。

周りにいた方や近くのチームの方と救助し幸いケガはなかったものの、一歩間違えれば命に関わるようなこの出来事に恐怖を覚えました。みんな大好きなドライバーからサインを貰いたい、と思う気持ちは同じ。このような出来事が今後起こらないでほしいと切に願います。

どんよりした気持ちのピットウォークとなってしまいましたが、予選でチームクニミツが今シーズン初ポールポジションを獲得し、一気にテンションMAX!!

バトンに至っては2012年F1ベルギーGP以来のポールポジションで、嬉しくて嬉しくて胸があつくなりました。

予選終了後、キッズウォークや取材対応でバトンは大忙し! 他のチームがどんどん帰るなか、チームクニミツの二人はなかなか帰りません。

日もすっかり落ち肌寒くなってきましたが、ひたすら待ち続けます。そして約2時間後、ようやく出てきました!

待っていたファンに、サインを書く優しいバトン。「ポールポジションおめでとう!明日優勝できると信じています」と声をかけると、「ありがとう。僕もそう思っているよ!」と自信を見せてくれました。

さて、決勝日はどうなるのか…。バトン応援観戦記、まだまだ続きます!

(yuri)

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Source: clicccar.comクリッカー

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