ホンダ NSX 改良新型、詳細発表…鈴鹿のラップタイム2秒短縮
ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは8月24日、米国向け『NSX』(Acura NSX)の改良新型の詳細を発表した。
現行NSXは2015年1月、デトロイトモーターショー2015で初公開。新世代のハイブリッドスーパーカーとして、復活を遂げた。
改良新型には、現行モデルのデビューからおよそ3年半が経過し、初の本格改良が施された。
改良新型NSXでは、シャシーのコンポーネント、タイヤ、ソフトウェアのチューニングを変更。
ドライバーの狙いにさらに忠実に反応し、毎日の運転からサーキットまで、あらゆる状況でパフォーマンスを引き上げた。
限界時には、バランスやコントロール性が向上。微妙なアクセル操作により、より正確にアンダーステアやオーバステアを調整することができるという。
この変更により、鈴鹿サーキットでのテストでは、ラップタイムが約2秒短縮した、としている。
シャシーの強化では、前後のスタビライザーバー(前側26%、後側19%の剛性アップ)と、トーリンクブッシュの剛性を21%、リアハブの剛性を6%向上。
スポーツハイブリッド「SH-AWD」パワーユニット、アクティブ磁気ダンパー、電動パワーステアリング、VSAのソフトウェアも改良を受けた。
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Source: 新型車情報局