バッテリーからの放熱でキャビンがあたたまるのを防ぐ、という
国内でも販売がはじまったホンダ・クラリティPHEV。ハイブリッドカーを乗り継ぎ、いまは電気自動車に乗っている自分としては水冷バッテリーを採用したことに注目していたのですが、それでもバッテリーの熱マネージメントという視点からで、主な狙いは耐久性の確保だと思い込んでおりました。
しかし、それだけではなかったのです。
先日、ホンダスタイル誌(ホンダ車の専門誌)の取材でクラリティPHEVの開発エンジニア氏に話を伺ったところ、水冷バッテリーのメリットはキャビンの快適性にもつながっている、といいます。その理由は、ハイブリッドカーなどが採用している空冷バッテリーはキャビンとつながっているから。たしかにキャビン(後席の脇など)にバッテリーの熱を放出するダクトがついています。じつはハイブリッドカーでも季節や使用状況によっては、そのダクトからそれなりの熱風(40度は超えるそう)が出てくることがあるのだとか。運転していると気づかないものですが、じつは後席の快適性は損なう要因なのだといいます。
当然、クラリティPHEVのように17kWhもバッテリーを積んでいると、その排熱問題というのは大きく、従来ハイブリッドカー同様に空冷式を採用したのではキャビンを温めてしまう=不快になる、というわけ。そこで水冷式とすることで熱をしっかりと外の放出するという手段を選んだ、という面もあるのだとか。
なるほど、水冷バッテリーの採用には、そうした理由もあったのだと目から鱗。そしてバッテリーの発熱がキャビンを熱してしまうことがあるのだとすれば、将来的にはその排熱を暖房に利用することでエネルギーの効率化(電動車は暖房でのエネルギーマネージメントが苦手)も図れるのではないかと妄想してみたりする今日このごろであります。
そもそも冬場はバッテリーの温度が上昇しづらいのかもしれませんが(汗)
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精進します。
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Source: クルマのミライ