4月下旬、キャンピングカーの冷蔵庫を『DC(12V)』で稼働させ続けたため、サブバッテリーがピンチに陥ったことがありました。
前回の記事から繰り返しになりますが、我が家の冷蔵庫は一人暮らし用並みの大きさなので12V(サブバッテリー)で稼動させるには電力不足です。すぐにLPガスに切り替え、翌日からはソーラーで満充電となり、幸いな事にそれまで通りに使用する事ができました。
ところが6月になって曇天の日々が続きました。ほぼ1ヶ月間、ずーっと曇りか雨で、晴れても半日程度。ちょうど礼文島と利尻島に滞在していた頃で、名所などの写真を撮るため天気待ちばかり。日中であれば曇天でもソーラーで発電するので、パソコン仕事などしながら車内で過ごす時間が増えていました。
しかし、快晴の日ほどの発電量ではないことは明白です。パソコン程度の消費電力でも、サブバッテリーを満充電にするには足りなかったのではないかと思われます。
クルマを走らせれば(エンジンを作動させるだけでも)走行充電しますが、悪天候のなかドライブをする気持ちにもなれなかったのです。ガソリン代もかかりますし(ちなみに走行充電はメインバッテリー優先で、余ったらサブバッテリーを充電します)。
7月になってもすっきりしない天候の日が多く、ついに蓄電能力が落ちてきて夜9時頃には電力不足により消灯となってしまいました。それでも、まだ落日とともにバッテリー残量切れにならないだけマシです。
このバッテリーは2013年10月に設置したものなので、もうすぐ丸5年。よく保ってくれたと思う反面、「あの凡ミスがなければ…」という後悔の気持ちも強いです。
思えば前回も、ある意味「凡ミス」でした。冬の間にキャンピングカーの屋根を張り替えてもらうため東北に預けていたのですが、しばらく(3〜4ヶ月)青空駐車で雪を被っていたのです。サブバッテリーはソーラーと走行充電しかしないので、いったん外して充電しておいてもらえばよかったのに、任せっきりでお願いするのを忘れていました。
5月に完成し、数ヶ月はふだん通りに使用していたのですが、9月頃、日が暮れると急激に電圧が下がるようになりました。
日中はソーラーですぐに満充電になるのですが、蓄電能力が低下しているので、あっという間に放電してしまうのです。筆者が起きる頃にはソーラーで充電されているから気付かなかったけど、こうなる前から、ひょっとしたら今回のように夜中のうちに放電してしまっていたのかも知れません。そこに早く気付いていれば、対処のしようもあったかも…。
現在は、こまめにチェックランプを見ながら、21時くらいには自主的に消灯しています。テレビはつけず、冷蔵庫も夜間はスイッチを切ります。夏場ですから、切った後は開閉しないよう気をつけなければなりません。
余談ですが、夏場の日中にインバーターを使用していると、もの凄く熱を持ちます。筆者がメインで使用しているインバーター(150w)にはファンが付いてないので、写真のように保冷剤(硬くならないタイプ)を敷いています。結露対策には、ペットシーツが最適です。
まったくスマートではないやり方ですが、これが手っ取り早いのでズボラな筆者にはぴったりです。
(松本しう周己)
【関連リンク】
原因は「凡ミス」。サブバッテリーの残量がピンチになったのは…
https://clicccar.com/2018/04/24/582188/
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Source: clicccar.comクリッカー