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シーズン前半戦総括。ガスリーが田辺ホンダTDを質問攻めしていた内容とは?【F1速報×F1女子~ハンガリーGP号~】

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8月2日(木)に「F1速報ハンガリーGP号」が発売されました。夏休み特別付録「F1メカニズム中間総決算2018」付きの今号の見所を、早速見ていきましょう!

■FROM PRESS CONFERENCE

各グランプリのプレスカンファレンスの様子が記載されている「FROM PRESS CONFERENCE」。F1ニュースの真相を知ることができたり、ドライバーの素顔が垣間見えたりと、毎号かかさずチェックしているコンテンツです。

今回は、フォース・インディアが財政難に苦しみ破産申請を行ったという衝撃的なニュースが流れた前日のFIA金曜会見について記載。事の当事者、フォース・インディアのチームCOO(最高執行責任者)であるオットマー・サフナウアーは、会見で破産申請を示唆するような説明を行っていたそうです。

「新たな資金投入の必要性という意味では、非常に差し迫った状況であることは事実だ。バックグラウンドでは話し合いは進んでいるが、それは株主にとっての問題であって、私が詳細までは知らされていない。しかし打開策が非常に近いうちに打ち出されることは間違いない」

これについてメルセデスチーム代表&CEOトト・ウォルフも以下のように言及していました。

「メルセデスはフォース・インディアと提携関係を組み、さまざまな交流を進めているところだ。オットマーは限られた予算のなかで素晴らしいチーム運営を行い、ワークスを相手にできるチームにしている。そして若手ドライバーにとっても絶好の育成の場になっている」

ちなみに二人はプライベートで親しい間柄で、オットマーは犬の散歩がてらオックスフォードのウォルフの家に行って朝食をともにすることもあるのだそうです。これは意外な交流関係でびっくり! 二人が今後どのような協力関係を打ち出していくのか、注目ですね。

■2018年シーズン前半戦総括

特集では「トロロッソ×ホンダの現在地」、「川井一仁が分析する今季の戦略傾向と特色」、「松田次生の最新ドライビングチェック」の3つの項目からシーズン前半戦を徹底分析。

中でも特に興味深かった、ピエール・ガスリーのインタビューを少しだけ紹介しますね!

バーレーンGPで4位、モナコGPで7位、そしてハンガリーGPで6位を獲得するも、他のグランプリではノーポイントやリタイアと厳しい前半戦となったガスリー。このような難しい状況下でドライバーとして何をすべきか、心掛けていることがあるそうです。

「まず、エンジニアに対して一層正確な技術フィードバックを心がけている。このコーナーではこんな挙動とか、立ち上がりでリヤが乱れたのはメカニカルグリップか空力か、それともタイヤだったのか、そういうのをできるだけ詳細に説明するようにしている」

またチームメイトのブレンドン・ハートレーとホンダのイギリス前線基地HRD MK(ミルトンキーンズ)を訪問した際、ガスリーが田辺豊治ホンダF1テクニカルディレクターにずっとくっついて質問攻めにしている姿が報じられ、「一体何を聞いているんだろう?」と気になって仕方がなかったのは、私だけじゃないはず! その真相が、ついに明らかになりました!!

「あの時は、ちょうどいい機会だと思って質問しまくっていたよ(笑)。ミルトンキーンズとHRD Sakuraの連携とか。でも一番気になるのは、今後のアップデートの内容やタイミングだから、それを結構じっくり説明してもらった。サーキットでは聞けない話ばかりだったから、すごく有意義だったよ。
と同時に、僕がいかにパワーユニットの一層の進化を期待しているかというアピールにもなったと思う。もちろん時間がかかるのは十分理解しているし、彼らのことは信頼している。でも車体でもパワーユニットでも、そうやって技術者をプッシュするのは、ドライバーの重要な役割だからね。だから普段のミーティングでも、マシンの進化が僕たちドライバーにどれだけ心強いか、いつも口にしているよ」

そしてガスリーが考えるトロロッソ・ホンダの序盤の快進撃からの停滞と、その問題点とは一体何なのか……。詳しくは本誌でチェックしてみてくださいね。

付録も本誌も読み応えのある「F1速報ハンガリーGP号」。F1の夏休み中に、ゆっくり読んでみてはいかがでしょうか?

(yuri)

【関連リンク】

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Source: clicccar.comクリッカー

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