世界最大・最強と謳われた戦艦「大和」が完成。その原動力になった蒸気タービンエンジンとは【今日は何の日？12月16日】

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■第二次世界大戦下に待望の戦艦「大和」が完成 戦艦大和の模型（引用：PhotoAC) 1941（昭和16）年12月16日、当時世界最大で最強と謳われた戦艦「大和」が完成しました。 全長263m、全幅38.9m、排水量63000t。当時の技術の粋を尽くした、世界最大の戦艦でした。 しかし、大和が完成した時には、戦艦で撃ち合うのではなく、戦闘機で戦う時代だったので、その実力を発揮する舞台はありませんでした。 ●登場が遅かったのか戦艦大和 第二次世界大戦（太平洋戦争）以前の戦争では、敵の軍艦をより遠くから強力な大砲で攻撃できる軍艦が、特に海に囲まれた日本では必要でした。 1941年(昭和16)年9月20日、呉工廠で最終艤装中の大和 (C)Creative Commons 太平洋戦争が佳境に入った1941年、日本の期待を一身に背負って誕生した戦艦大和。当時の最先端技術が盛り込まれた世界最大・最強と謳われ、米国艦隊に対抗するための最終兵器として開発されました。 全長263m、全幅38.9m、排水量63000tながら最大速度27ノット（50km/h）で航行でき、主砲は世界最大の46cm砲を9門備え…
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