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ミラ トコット、市街地専用に煮詰めた走りが印象的

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60km/h以上を出す気にならない、不思議な乗り味
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軽自動車の新トレンドとなりそうなルックスのダイハツ・ミラ トコットと初のお手合わせ。お仕事の関係で3日ほど、走行距離にして100km強の付き合いでしたが、そのルックスにマッチした走り味なことに、ある意味で驚きを感じた次第。いまどきの軽自動車がNAエンジンであってもキビキビ走るのは、ロックアップを多用したトルクコンバーターと、状況に応じて低めの変速比に制御するCVTのおかげと思っておりました。しかし、トコットの走りはそうした部分がずいぶんとマイルドにされていて、言ってみれば40馬力未満のNAエンジン(660cc初期のキャブエンジン並?)を思わせる加速感。もちろんアクセルペダルを踏み込めば52PSの3気筒ツインカムエンジンらしい元気さもあるのですが、それ以前にアクセルを踏みたいを感じさせない雰囲気をまとっているのでありました。それがコクピットのデザインによるものなのか、アクセル開度マップによるものなのか。いずれにしても、ひとつの理由とは思えませんが、トコットのまさしく「トコトコ走りたくなる」キャラクターは、このクルマをトコットとして作り込んだことを実感させるもの。それにしても、首都高で制限速度で走っているのが、我慢をしているのではなく、ちょうどいいと感じるクルマは貴重な存在かもしれません。


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精進します。
  



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Source: クルマのミライ

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