メルセデス・ベンツの新型Gクラスは、型式こそW463のままですが、ラダーフレームを新設計し、サスペンションも新たに開発されています。
先代よりも全長が53mm、全幅が64mm、全高が15mm、ホイールベースが40mmといずれも拡大(プラス)となったことで、期待されるのは後席の拡大でしょう。
2018年夏時点で併売されている先代Gクラスは4575mmという全長。じつはCクラスよりも短く、背の高さとボディマスの大きさから想像するよりもコンパクト。
先代Gクラスによじ登るようにして後席に収まると、頭上には十分な余裕を感じさせる一方で、膝前にはそれほど余裕はありません。もちろん、大人が座れる空間に加えて、大きなシートが待ち構えています。それでも身長180cm級の人が前・後席に座ると、後席の足元はそれなりの広さでした。
一方、新型Gクラスのレッグルームは、前席が38mm、後席は150mmも拡大。ショルダールームも前席は38mm、後席は27mm拡大。前席のエルボー(肘まわり)ルームも67mmも拡幅されているそう。
とくに、後席の足元が先代よりもひと回りくらい大きくなり、大柄な人が4人座っても十分にくつろげるスペースになっています。
(文/写真 塚田勝弘)
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