ホンダは7月20日に、クラリティPHEV』を日本で発売したが、
17年12月に先行投入した北米では月間販売が1000台を超える順調な立ち上がりとなっている。
ホンダによると、米国にカナダを合わせた北米ベースでの18年6月までの累計販売は
7572台となっており、月平均で1000台を超えるペースとなっている。
20日に販売を始めた日本では年間で1000台の計画なので、PHVへの北米での支持の高まりがうかがえる。
ホンダは北米での販売計画は公表していないものの、開発責任者である本田技術研究所の清水潔主任研究員は「月を追うごとに販売が拡大してきた。クラリティシリーズのなかではPHEVがボリュームゾーンとの想定に沿った展開」と、手ごたえを感じている。ちなみに、このほかのクラリティシリーズの18年6月までの累計販売実績はFCVが1384台、EVが1985台となっている。
クラリティPHEVの販売実績の約半数は、ZEV(ゼロエミッション車)規制の導入など、米国では環境規制がもっとも厳しいカリフォルニア州が占めているという。ロサンゼルスなど同州の都市部ではEVやPHVに渋滞の少ない専用レーンを設けるなどの優遇策もあり、電動車の販売を後押ししている。
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Source: 新車速報 Car Drive