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トヨタ、GAZOO Racingのブランディングにはル・マン勝利が必須

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トヨタのル・マンはGAZOOレーシングのブランディングだったのか?
2018年のル・マン24時間耐久レースは、大方の予想通りトヨタの優勝(ワン・ツーフィニッシュ)で終了したわけですが、ライバルとの競い合いがなく、予想以上の負荷をかけるシーンが少なかったとはいえ、2台揃っての完走というのは今年のマシンが鍛え上げられてきたことの証左。ライバルがいれば勝てなかったという印象はなく、その意味では”大衆車ブランドにスポーツカーブランドが負ける”といった負けた方のブランディングにネガな影響が発生するであろう状況を避けたポルシェは見事ま判断だったと思う次第。もしかすると、ギリギリでトヨタが止まった2016年の『23時間55分まで負けていた』という状況がブランディングに与えた影響が少なからずあったのかもしれませんし、そのイメージを払拭するための2017年優勝だったのかもしれませんが。もちろん、もしポルシェが参戦していてもトヨタが勝るという保証はないので、ポルシェが走っていれば結果がどうなったかは神のみぞ知るわけですけれど……。

それはさておき、トヨタとしては優勝するだけでなく、ハイブリッドマシンによって圧勝する必要があったはず。それは、東京オートサロンでも発表、ル・マン現地でも公開していた「GRスーパースポーツ」コンセプトの存在価値に影響を及ぼすから。タフなレースを(表向きは)涼しい顔で圧勝する1000馬力のレーシングカーから生まれた公道バージョンのスーパースポーツカーというストーリーが、GRすなわちGAZOO Racingというサブ・ブランドの価値を高めることでしょうから。ブランディングのためだけにレースをやっているわけではないにしても、レースの結果がブランディングにつながる可能性があり、その影響が大きい商品については無視できないと思うわけです。

いま時点では「ライバル不在」といっても、おそらく10年も経てば「トヨタGAZOO Racingが圧勝した」となるでしょうし、もしアロンソ選手が将来的にインディ500で勝って世界三大レースの勝者となった際には、トヨタのマシンがその一端を担ったことは歴史に残る価値となるでしょうし。その意味で8号車(中嶋/ブエミ/アロンソ組)が優勝したことの意味は、かなり大きいのでは?

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精進します。
  
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Source: クルマのミライ

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